
東京ディズニーランドを何度も歩いていると、だんだん「自分はどのエリアが好きか」がはっきりしてきます。私の場合、それは可愛らしいファンタジーランドではなく、渋くて骨太なウエスタンランドでした。木造の建物、色あせた看板、蒸気船の汽笛。派手さはないのに、なぜか長居してしまうエリアです。
この記事では、そんなウエスタンランドの見どころ・グルメ・ショッピングを、実際に歩いた感覚とあわせてご紹介します。あわせて、2026年時点の最新の営業状況(一部レストランが改装で休止中です)もまとめていますので、訪問前のチェックにお使いください。

ウエスタンランドは、東京ディズニーランドの7エリアのうちのひとつ。1790年代から1880年代のアメリカ西部開拓時代をテーマにした街並みが再現されていて、ワールドバザールからアドベンチャーランドを抜けた先、クリッターカントリーの手前に位置しています。
スリル系のビッグサンダー・マウンテンから、のんびり系の蒸気船マークトウェイン号まで、体感の振れ幅が大きいのもこのエリアの特徴です。
ウエスタンランドってどんなエリア?

ウエスタンランドの魅力は、なんといっても「作り込みの静かさ」だと思います。ファンタジーランドのようにキラキラした装飾があるわけではなく、木の看板、錆びた金物、色の抜けた木材といった質感で開拓時代を表現しています。歩いているだけで、19世紀のアメリカ西部にタイムスリップしたような気分になれるんです。
ビッグサンダー・マウンテンのような絶叫系アトラクションがある一方で、カントリーベア・シアターや蒸気船マークトウェイン号のように、座って楽しめる施設も充実しています。子どもと絶叫系を代わる代わる楽しみたいファミリーにも、休憩がてらのんびり歩きたい大人にも向いているエリアです。
ウエスタンランドとアドベンチャーランドの違い
隣接するアドベンチャーランドとは、テーマも雰囲気もはっきり分かれています。両エリアを混同している方も多いので、ざっくり比較しておきます。
| 特徴 | ウエスタンランド | アドベンチャーランド |
|---|---|---|
| テーマ | アメリカ開拓時代 | 世界各地の熱帯・冒険 |
| 雰囲気 | 渋め、木造中心 | 南国、緑と水が多い |
| 代表アトラクション | ビッグサンダー・マウンテン | カリブの海賊、ウエスタンリバー鉄道 |
| 食事の傾向 | バーベキュー、カレー、軽食 | エキゾチック料理、中華 |
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アドベンチャーランドの魅力を確認する
ウエスタンランドのアトラクション

ウエスタンランドのアトラクションは、スリル系・移動系・鑑賞系・体験型とバランスよく揃っています。まずは全体像を表でつかんでから、それぞれの魅力を見ていきましょう。
| アトラクション名 | タイプ | 所要時間 |
|---|---|---|
| ビッグサンダー・マウンテン | スリル系 | 約4分 |
| 蒸気船マークトウェイン号 | 移動系 | 約12分 |
| トムソーヤ島いかだ | 移動系 | 約1分30秒〜3分 |
| カントリーベア・シアター | 鑑賞系 | 約15分 |
| ウエスタンランド・シューティングギャラリー | 体験型 | - |
📣 現地からひとこと
ウエスタンリバー鉄道は「ウエスタン」と名前がついていますが、実はエリア区分上はアドベンチャーランド。ウエスタンランドの施設だと思って探すと見つからないので要注意です。
ビッグサンダー・マウンテン(Big Thunder Mountain)

かつてのゴールドラッシュで賑わった鉱山が舞台。機関士のいない鉱山列車が、岩肌すれすれを急旋回・急降下しながら駆け抜けます。絶叫系の中では比較的マイルドですが、傾斜からの落下は思わず声が出るスリルです。
身長102cm以上が利用条件。40周年記念プライオリティパスの対象施設ですが、このパスは2026年8月31日で終了予定なので、利用したい方はお早めに。
エリアウエスタンランド所要時間約4分定員1台30名身長制限102cm未満は利用不可📍 公式サイトで最新情報を見る
蒸気船マークトウェイン号(Mark Twain Riverboat)

「水上の宮殿」とも呼ばれる白い蒸気船で、アメリカ河をゆったり周遊します。座って景色を眺めるだけの12分間ですが、これが地味に効きます。歩き疲れた午後、ここに乗るためだけにウエスタンランドへ戻ってくることもあるくらいです。夜はライトアップされて、昼間とはまた違うロマンチックな表情を見せてくれます。
エリアウエスタンランド所要時間約12分定員475名お子さま連れベビーカーのまま利用可📍 公式サイトで最新情報を見る
トムソーヤ島いかだ(Tom Sawyer Island Rafts)
丸太のいかだに乗ってアメリカ河を渡り、トムソーヤ島へ上陸します。島の中には洞窟やツリーハウス、たるでできた橋があり、小さな探検気分を味わえるのが魅力。乗船時間自体は数分ですが、島に上陸してからの探索は自由時間なので、意外と長居できます。冬季は日没前に営業終了となる点だけ気をつけてください。
エリアウエスタンランド所要時間約1分30秒〜3分(乗船のみ)定員1隻55名📍 公式サイトで最新情報を見る
カントリーベア・シアター(Country Bear Theater)

18頭のクマたちがカントリー&ウエスタンを演奏する、約15分間のコンサートショーです。雨の日でも安心の屋内施設で、待ち時間も比較的短め。座って楽しめるので、歩き疲れた時の休憩を兼ねるのにちょうどいいアトラクションです。
2026年7月2日〜10月31日の期間は「カントリーベア・シアター“バケーション・ジャンボリー”」を実施中。通常とは少し違う演出が楽しめる期間限定バージョンなので、この夏に訪れる方はぜひチェックしてみてください。

エリアウエスタンランド所要時間約15分定員306名お子さま連れひざの上に乗せて利用可📍 公式サイトで最新情報を見る
ウエスタンランド・シューティングギャラリー(Westernland Shootin' Gallery)

西部の酒場を模した射的ゲームです。10発200円(パスポート代とは別料金)で、成績に応じてグーフィーからのメッセージ入りスコアカードがもらえます。年齢制限がないので、家族みんなで腕試しできるのもいいところ。1回だけのつもりが、意外とハマってしまう人が多いアトラクションです。
ウエスタンランドでの食事体験

ウエスタンランドの飲食店は、バーベキューやカレーなど開拓時代の雰囲気に合わせたメニューが中心です。ただし2026年7月時点、改装のため休止中の店舗が複数あります。訪問前に必ず公式サイトで最新の営業状況を確認してください。
ザ・ダイヤモンドホースシュー:2026年11月20日まで休止/プラザパビリオン・レストラン:2026年11月1日まで休止/ペコスビル・カフェ:2026年11月1日まで休止
| 店名 | ポイント | 状況 |
|---|---|---|
| カウボーイ・クックハウス | 西部スタイルの軽食、モバイルオーダー対応 | 営業中 |
| キャンプ・ウッドチャック・キッチン | 2階建てロッジ、アメリカ河を望むテラス席 | 営業中 |
| ハングリーベア・レストラン | カレー専門、約690席 | 営業中 |
| ザ・ダイヤモンドホースシュー | 要予約のショーレストラン | 休止中 |
| プラザパビリオン・レストラン | バフェテリアサービス | 休止中 |
| ペコスビル・カフェ | 軽食メインの小さめカフェ | 休止中 |
| ポップコーンワゴン(2か所) | カレー味ポップコーンなど | 営業中 |
カウボーイ・クックハウス(Cowboy Cookhouse)

「ボリューム満点で魅力いっぱいの食事」がキャッチフレーズのカウンターサービス店。西部開拓時代、空腹に困っていたカウボーイたちに愛されたという設定で、手軽にお腹を満たせる軽食が揃っています。ディズニー・モバイルオーダーに対応しているので、アトラクションの待ち時間中に注文しておくと、並ばずに受け取れて便利です。アルコールの提供もあります。
キャンプ・ウッドチャック・キッチン(Camp Woodchuck Kitchen)
ウエスタンランドの奥、アメリカ河のほとりにある2階建てロッジ。2階のテラス席からの眺めが気持ちよく、知る人ぞ知る隠れ家的スポットです。約400席と広く、ディズニー・モバイルオーダーにも対応。アルコール提供店舗でもあるので、大人だけの休憩にもちょうどいい場所です。

ハングリーベア・レストラン(Hungry Bear Restaurant)

木造の建物に囲まれた、ボリューム満点のカレーが看板メニューのレストランです。約690席と園内でも屈指の広さで、大人数でもゆったり座れます。低アレルゲンメニューやお子様メニューも用意されていて、ファミリー利用に向いています。ディズニー・モバイルオーダー対応。
サービスカウンターサービス座席数約690席特徴低アレルゲンメニュー、アルコール提供、お子様メニューあり📍 公式サイトでメニューを見る
ザ・ダイヤモンドホースシュー(The Diamond Horseshoe)【現在休止中】

食事をしながらライブショーが楽しめる、要予約のショーレストランです。19世紀のサルーンを思わせる内装で、馬の蹄鉄(ホースシュー)をモチーフにした装飾が随所にあしらわれています。2026年11月20日まで休止中のため、現在は予約を受け付けていません。再開後は前日までの事前予約に加え、当日枠がオンラインで毎日9:00から受付されます。
プラザパビリオン・レストラン(Plaza Pavilion Restaurant)【現在休止中】

白亜の建物と青い日除けが目を引く、ジンジャーブレッド様式と呼ばれる装飾的な建築が特徴のレストラン。トレーに料理をのせてレジで会計するバフェテリアサービスで、約380席を備えています。2026年11月1日まで休止中です。
ペコスビル・カフェ(Pecos Bill Cafe)【現在休止中】

伝説のカウボーイ、ペコスビルの名を冠した小さめのカフェです。シンプルで機能的な建物で、小腹がすいたときにぴったりの軽食が楽しめます。2026年11月1日まで休止中。ディズニー・モバイルオーダー対応店舗なので、再開後はアプリでの事前注文がおすすめです。
ポップコーンワゴン(トレーディングポスト横/カウボーイ・クックハウス前)

トレーディングポスト横のワゴンはカレー味が名物。スパイシーな風味が、西部の冒険気分をさらに盛り上げてくれます。近くのビッグサンダー・マウンテンやカントリーベア・シアターと合わせて立ち寄るのがおすすめです。

カウボーイ・クックハウス前のワゴンは、散策の合間の小腹満たしにちょうどいい立地。特製のポップコーンバケットはお土産にも人気です。
ウエスタンランドでのショッピング体験

ウエスタンランドのショップは、ウエスタンファッションから木工芸品まで、開拓時代の暮らしを感じさせるラインナップが特徴です。派手なキャラクターグッズよりも、渋いデザインのアイテムを探している方に向いているエリアだと思います。
ウエスタンウエア(Western Wear)

カウボーイハットやウエスタンブーツの形をした看板が目印のショップです。店の主人が帽子やブーツ、革製品を、妻が衣類の仕立てや修理を担当しているという設定になっています。夏季期間(6月1日〜9月30日)限定で、隣接するフロンティア・ウッドクラフトのオリジナルグッズ制作の受注も行っており、利用にはスタンバイパスが必要です。

ウエスタンランド写真館(Westernland Picture Parlour)
開拓時代の衣装をレンタルして、当時のセットで記念撮影ができる写真館です。グループや家族での撮影にも対応していて、旅の記念に一枚残すならここが定番です。
カントリーベア・バンドワゴン(Country Bear Bandwagon)

カントリーベアをモチーフにしたファンキャップやカチューシャが揃うショップ。カラフルで楽しいデザインが多く、子ども連れのお土産探しにぴったりです。

ゼネラルストア(General Store)

伝統的なアメリカンスイーツから季節限定のお菓子まで揃う、開拓時代の一般店を模したショップです。ウエスタンランドをテーマにしたお土産も多く、ばらまき用のお菓子を探すのにも便利です。
トレーディングポスト(Trading Post)
「西部の荒野になくてはならないなんでも屋さん」というコンセプトのショップ。ディズニーキャラクターグッズに加え、デジタルプリントの受付も行っています。旅の写真をその場でグッズにしたい方におすすめです。

ハッピーキャンパーサプライ(Happy Camper Supplies)
ドナルドダックをモチーフにした商品やファンキャップが揃うショップです。ディズニーキャラクターグッズを求める子ども連れに人気があります。
フロンティア・ウッドクラフト(Frontier Woodcraft)

職人による手作りの木製品を扱うショップです。開拓時代の雰囲気を漂わせるアイテムが多く、ここでしか手に入らないオリジナル雑貨を探すのにおすすめ。前述の通り、夏季期間はウエスタンウエアでオリジナルグッズ制作の受注も行われています。
訪れた人の声
派手さがない分、じっくり写真を撮れるのが好きです。夕方の光が木造の建物に当たる時間帯は特に絵になります。
ビッグサンダー・マウンテンに乗れない下の子と、上の子が交互に楽しめました。カントリーベア・シアターで待ち合わせできたのが助かりました。
シューティングギャラリーが200円で遊べるのは今どき貴重。子どもと何度もチャレンジしてしまいました。
マークトウェイン号でぼーっとするのが毎回の習慣になっています。混雑した日でも比較的空いていて休憩にちょうどいいです。
ワールドバザールから遠く感じて、たどり着くまでに時間がかかりました。
→ 編集部より:ワールドバザールからは、アドベンチャーランドを縦断するルートが最短です。混雑時はファンタジーランド経由の外周ルートの方が歩きやすいこともあります。
お目当てのプラザパビリオン・レストランが休止中で入れませんでした。
→ 編集部より:2026年7月現在、プラザパビリオン・レストランとペコスビル・カフェ、ザ・ダイヤモンドホースシューが改装のため休止中です。訪問前に公式サイトで営業状況を確認することをおすすめします。
ウエスタンランドに行く前に
よくある質問
ウエスタンランドはどこにありますか?
東京ディズニーランドのワールドバザールから見て奥側、アドベンチャーランドとクリッターカントリーに挟まれた位置にあります。パーク入口から歩くと、アドベンチャーランドを抜けた先です。
ウエスタンリバー鉄道はウエスタンランドにありますか?
名前は似ていますが、公式のエリア区分ではアドベンチャーランドの施設です。ウエスタンランドを探しても見つからないので、乗りたい方はアドベンチャーランド側で探してみてください。
ウエスタンランドの料金はいくらですか?
エリア自体の入場に追加料金はかかりません。パークチケットがあればどなたでも歩けます。ウエスタンランド・シューティングギャラリーのみ、1回10発200円の別料金が必要です。
東京ディズニーランドは2箇所ありますか?
東京ディズニーリゾート内には「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」という2つのパークがあります。ウエスタンランドがあるのはディズニーランドの方です。
まとめ
ウエスタンランドは、ディズニーランドの中でも「渋さ」を楽しめる貴重なエリアです。ビッグサンダー・マウンテンでスリルを味わったあとに、マークトウェイン号でのんびり休む。そんな緩急のある過ごし方ができるのがこのエリアの魅力だと思います。
2026年7月現在、レストランの一部が改装で休止中ですが、アトラクションやショップは通常通り楽しめます。訪問前には公式サイトで最新の営業状況をチェックして、ぜひこの渋い西部の街並みを歩いてみてください。

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