ディズニーシーの中でも特に冒険心をくすぐるアトラクション、『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮』。映画の世界をそのままに再現されたこのアトラクションの魅力とは一体?スリリングなジープの乗車から、神秘的なマヤ文明の遺跡まで、ここでその全てを徹底的に紹介します。
この記事の目次
インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮の魅力とは
東京ディズニーシーにある『クリスタルスカルの魔宮』は、メキシコに実在する紀元前1000年頃に栄えたマヤ文明の「チチェン・イッツァ遺跡 (Chichen Itza) 」をモチーフとしています。このアトラクションでは、ゲストはジープに乗り込み、神秘的な魔宮を冒険します。
魔宮内の探検中、荒れた悪路でジープが大きく揺れたり、突如として大きな石が落ちてきたりするなど、スリル満点の体験が待っています。さらに、このアトラクションは映画『インディアナ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国』をベースにしているため、ファンからの人気が非常に高いです。ディズニーシーオープン当初から、多くのゲストに愛され続けているアトラクションの一つです。
項目 | 説明 |
日本語名称 | インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮 |
英語名称 | Indiana Jones Adventure: Temple of the Crystal Skull |
オープン日 | 2001年9月 ※東京デイズニーシーと同時にオープン |
スポンサー | パナソニック(Panasonic) アトラクションの中には松下幸之助の功績をたたえるオブジェクトが隠されている。 |
所要時間 | ジーブに乗って約3分 |
定員 | 12名 ※感染防止対策中は6名ほどの定員で運行していた。 |
利用制限 | ・身長:117cm以上 ・7歳未満の子供には、16歳以上の健全な方の同伴が必要 ・妊娠中の方 ・高齢の方 |
公式Web | インディジョーンズ日本語 Indiana Jones English |
インディ・ジョーンズはどこにあるの?
ディズニーシーの園内の一番奥の、「ロストリバーデルダ」エリアの真ん中あたりにあります。
マーメイドラグーンからロストリバーデルタへ
2021年3月 10時開園で、10時30分ごろの 「マーメイドラグーン」から「ロストリバーデルタ」へ向かうところ。
動画で道順を確認てみよう。
動画の最後は「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」レストランまで撮影。
ポートディスカバリーからロストリバーデルタへの道中に見かける特別な飛行機
『ポートディスカバリーエリア』から『ロストリバーデルタエリア』へと向かう途中、橋を渡ると川岸に不時着した古びた飛行機が目に入ります。
この飛行機は、インディージョーンズの映画シリーズの中でも特に初版の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」に登場する飛行機を模して作られています。実際の映画中の飛行機には「OB-CPO」という名前が書かれており、このエリアでの飛行機もそのディテールに忠実に再現されています。
クリスタルスカルの魔宮を目指そう
『インディ・ジョーンズ』エリアの象徴とも言える「クリスタルスカルの魔宮」は、その独特な外観で遠くからでも簡単に目を引きます。この魔宮を目指すことで、アトラクションの入口に迷うことなく到着することができます。
インディ・ジョーンズの入口
「ロストリバーデルタ」の通りから、「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮」の入り口に到着。
「インディ・ジョーンズ」の入り口に、スタンバイの待ち時間が表示される。
※この日はコロナの影響で1万人規制中だったので、待ち時間0分。
※ファストパス、スタンバイパスの配布も無し。待ち時間なしで乗り放題
ウイズコロナでは、感覚を保ってアトラクションの列に並びます。
インディ・ジョーンズの入り口から、中に入っていきます。
だんだんと「クリスタルスカルの魔宮」に近づいていきます。
「チチェン・イッツァ遺跡 (Chichen Itza) 」をイメージした作り。
「クリスタルスカルの魔宮」の入り口。
ここからいよいよ中に入ります。
インディ・ジョーンズのアトラクション内部の見どころは?
アトラクションに入ると最初に、「パコさん」が出演する「安全のお知らせ(Important safety information)」の動画が上映されます。この動画はアトラクションを安全に楽しむための注意点を伝えています。
【マップルーム】
こちらの部屋には、暦が刻まれた大きな円盤があります。この円盤は、日中には太陽の光、夜間には月の光を反射する特徴があります。
【ブービートラップルーム】
この部屋はインディ・ジョーンズの冒険に欠かせない多数のトラップが設置されています。ゲストはこれらのトラップをうまく避けながら、アトラクションを進んでいく必要があります。
【考古学者の本部】
考古学者の研究の跡がこの部屋には残されています。机の上にはタイプライターやラジオ、電球、そして新聞などが置かれており、その中の新聞にはオフィシャルスポンサーであるPanasonicの創設者、松下幸之助さんに関する記事が掲載されています。
「マヤ・ブルー」壁画とその特徴
インディ・ジョーンズのアトラクション内には、メキシコの「ボナンパク遺跡」を参考にした壮大な壁画が描かれています。
この壁画には「マヤ・ブルー」と呼ばれる鮮やかな青色が使われており、その美しさにゲストたちも目を奪われます。
また、キューライン(アトラクションまでの通路)を進む際には、感染症対策として黄色のテープが地面に張られています。これはゲスト同士が近づきすぎないようにするためのもので、安全にアトラクションを楽しむための配慮がされています。」
インディ・ジョーンズのジープ乗車時の注意点
ここは、アトラクション「インディ・ジョーンズ」で実際にジープに乗り込むステージです。通常、ジープの定員は12人で、1列4人掛けの3列構成となっています。
公式サイト動画
新型コロナウイルスの感染対策時は、中央の列は現在使用停止となっています。そのため、乗車時には他のゲストとの距離を保つことが可能となっており、安全にアトラクションを楽しむことができました。(2021年)
アトラクション(ジープ)のスリルと浮遊感について
インディ・ジョーンズのジープは、最高時速約25Km/hで動くため、一見するとあまり速くなさそうに思えます。さらに、安全ベルトも装備されており、安全対策はしっかりととられています。一方、他のアトラクションとの比較で言うと、「センター・オブ・ジ・アース」は約75km/h、そして「スプラッシュ・マウンテン」は約64km/hでの移動が楽しめます。
しかし、ジープが暗い洞窟の中を走るシーンや、左右に小刻みに揺れる部分、急な停車や発進があるため、十分なスリルを感じることができます。特に、ジープの前に大きな石が転がってきて、ぶつかる寸前で避ける場面はドキドキの瞬間です。
そして、その石を避けた直後には、ジープが急降下し、一瞬の浮遊感を体験することができます。このような要素が組み合わさって、アトラクションは非常にスリリングでありながらも楽しい体験を提供しています。
絶体絶命の瞬間をキャッチ!フォト撮影(ライドショット)
『インディ・ジョーンズ』アトラクションには、ゲストたちが最もスリルを感じる瞬間を自動でキャッチしてくれるフォト撮影(ライドショット)のサービスがあります。
具体的な撮影ポイントは、アトラクションの終盤部分。そこでは、ロープに掴まりながらのインディ・ジョーンズの姿の後ろから、迫力満点の巨大な岩が転がってくるシーンが展開されます。
アトラクションを楽しんだ後、出口近くにはモニターが数台設置されており、そこで自分たちが映っている写真をチェックすることができます。気に入った写真があれば、画面に表示されている番号(例:0728)を使って、その場で購入することも可能です。
アトラクションを出たところに「エクスペディション・フォトアーカイヴ(Expedition Photo Archives)」があり、ここで写真を受け取ります。
※2021年3月時点は、コロナ対策で販売はしていませんでした。
インディ・ジョーンズ アトラクションの魅力を再確認
『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮』は、ただのアトラクションではありません。待機中のキューラインでさえ、マヤ文明の遺跡を模したオブジェクトやディテールで溢れ、来場者を飽きさせません。
ジープに乗車すると、映画の世界に引き込まれるようなスリリングな体験が待っています。細部にまでこだわったセットや効果音、演出が、ハラハラドキドキの冒険気分を盛り上げます。
東京ディズニーシーを訪れる際は、この人気アトラクション「インディ・ジョーンズ」を絶対に体験してみてください。その魅力にきっと引き込まれることでしょう。