
小田原駅の東口改札を出た瞬間、目の前に江戸時代の宿場町がそのまま現れたような錯覚におそわれます。太い木の柱、赤いのれん、蔵づくりの店構え。ここが本当に駅前なのかと、しばらく足を止めて眺めてしまいました。

それがミナカ小田原です。小田原駅東口に直結する複合商業施設で、城下町をイメージした「小田原新城下町」で食べ歩きを楽しんだあと、最上階の展望足湯庭園で足を休めながら小田原城や相模湾を見渡す。まるでタイムスリップしたような時間を過ごせる、駅前とは思えない旅情のあるスポットです。この記事では、実際に訪れて感じたミナカ小田原の楽しみ方を、アクセス・グルメ・足湯・お土産まで写真とあわせてご紹介します。
ミナカ小田原とは?小田原駅前に生まれた"みらいの宿場町"
ミナカ小田原は、2020年12月4日に小田原駅東口にグランドオープンした複合商業施設です。名称は市民公募で決まった愛称で、「みなか」は「真ん中(中心)」を意味する古語。万葉集で富士山を指す表現としても使われており、小田原の新しい中心地になるようにという願いが込められています。14階建ての「タワー棟」と、江戸情緒あふれる4階建ての「小田原新城下町」の2棟から構成され、館内には40以上の店舗が集まります。ホテルや図書館、健診クリニック、子育て支援センターなども入る、地域の暮らしを支える拠点でもあります。
| 住所 | 〒250-0011 神奈川県小田原市栄町1丁目1番15号 |
| TEL | 0465-22-1000 |
| 営業時間 | ショッピング 10:00〜20:00 レストラン 11:00〜21:00 展望足湯庭園 10:00〜20:00 |
| アクセス | JR・小田急・箱根登山鉄道・伊豆箱根鉄道「小田原駅」東口より徒歩3分 |
📣 しんの体験メモ
小田原城下町をイメージしたつくりで、歩いているだけでタイムスリップした気分になれます。食べ歩きもできて、最後は足湯で相模湾と小田原城を眺めながらひと休み。駅前でここまで楽しめるとは思っていませんでした。
ミナカ小田原とラスカ小田原の違い
「ミナカ小田原」と、駅の反対側にある「ラスカ小田原」を混同する方も多いのですが、運営会社も雰囲気も異なります。ラスカ小田原はJR東日本グループが運営する駅ビル(デパート)で、ミナカ小田原は温泉旅館「万葉倶楽部」グループが手がける、江戸の宿場町をコンセプトにした複合施設です。3階の金次郎広場からラスカ小田原へは屋内通路で直結しているので、はしごして楽しむ人も多いスポットです。
ミナカ小田原へのアクセス方法
地図で説明するまでもなく、小田原駅のすぐ目の前にあります。
電車でミナカ小田原に行く場合
小田原駅は5路線が乗り入れるハブ駅なので、どの方面からでもアクセスしやすいのが魅力です。
- JR東海道新幹線
- JR東海道本線
- 小田急小田原線(ロマンスカー発着)
- 伊豆箱根鉄道大雄山線
- 箱根登山鉄道

車でミナカ小田原に行く場合
ミナカ小田原には地下1階に専用駐車場(64台)があり、館内での買い物・食事の合計金額に応じて駐車料金の割引サービスもあります。ただし小田原駅周辺は一方通行が多く、手前の交差点からは右折で入場できない点に注意してください。長時間駐車する場合は、少し離れた市営の栄町駐車場の方がお得なこともあります。
見どころ① 小田原新城下町で食べ歩き(金次郎広場)
3階の「金次郎広場」は、約300年前の小田原城下町の雰囲気を再現したエリアです。太い木の柱と蔵づくりの店構えが並び、赤い大きな和傘の下で買ったものをその場で食べられます。干物の老舗「山安」やあじの唐揚げの「小田原吉匠」、抹茶ドリンクの「一〇八抹茶茶廊」など、食べ歩きグルメの店が軒を連ねます。夜はライトアップされ、昼とはまた違った落ち着いた雰囲気に変わります。

見どころ② 西湘フードスタジアムでランチ(フードコート)
タワー棟3階の「西湘フードスタジアム」は、小田原・西湘エリアの人気飲食店が集まるフードコートです。地元食材にこだわる「金のたまご」、早川港直送の地魚が味わえる「地魚や与一」、老舗洋食の「せんば自由軒キッチン」など、和洋さまざま。窓際の席からは金次郎広場や小田原駅を出入りする4路線の電車が見え、子連れでも飽きずに過ごせます。
📣 訪問者の声
地魚三点盛り定食が税抜1,200円ですごいコスパ。分厚い刺身が16切れも入っていました(フードコート利用者)
見どころ③ 無料の展望足湯庭園(14階)で絶景休憩
ミナカ小田原いちばんのお気に入りが、タワー棟14階の展望足湯庭園です。箱根湯本から運ばれた天然温泉に足を浸しながら、小田原城天守閣の展望デッキとほぼ同じ高さから、相模湾・小田原城・箱根の山々まで360度の景色を楽しめます。しかも入園無料。タオルを忘れても、入口の自動販売機で100円で購入できるので手ぶらで立ち寄れます。

実際に足を浸かってみると、想像していた以上にお湯がしっかり熱く、歩き疲れた足にじんわり効きました。夕方に訪れると、相模湾に日が沈んでいく様子も一緒に楽しめます。
| 場所 | タワー棟14階 |
| 営業時間 | 10:00〜20:00(足湯利用は10:00〜18:00) |
| 料金 | 無料 |
| タオル | 自動販売機で1枚100円 |
雨や強風の日は足湯の利用ができない場合があります。→ 屋根はありますが、天候によって変動するので、訪問前に公式サイトで最新の営業状況を確認しておくと安心です。
ミナカ小田原のお土産・グルメ
城下町市場や新城下町エリアには、小田原らしいお土産や食事処も充実しています。
あじ屋でん助・小田原みなと食堂
小田原は鯵(あじ)の水揚げが多い地域として知られ、いけすの魚をその場で調理する「あじ屋でん助」や、港直送の地魚を定食や海鮮丼で味わえる「小田原みなと食堂」など、新鮮な魚料理を楽しめる店が集まります。
和菓子 菜の花
創業明治38年、小田原の老舗和菓子店「菜の花」もミナカ小田原内にあります。人気No.1は「小田原うさぎ」というどら焼きで、中からとろりと純バターがあふれる、甘さ控えめの上品な味わい。お土産や手土産にぴったりです。

SOUVENIR
小田原・箱根のお土産は和菓子「菜の花」・魅力とギャラリー店舗紹介
天成園 小田原駅別館|駅直結の温泉ホテル
タワー棟には、箱根の名旅館「天成園」の別館ホテルも入っています。客室は10〜13階の高層フロアにあり、相模湾や小田原城、箱根外輪山を望むパノラマビューが自慢です。大浴場では箱根湯本の天然温泉を、14階のスカイダイニングでは景色とともに食事を楽しめます。日帰りでの立ち寄りも人気で、小田原観光の拠点として利用する人も少なくありません。
ミナカ小田原 よくある質問
ミナカ小田原 訪問者の口コミ
城下町の雰囲気がしっかり作り込まれていて、駅前とは思えないくらい非日常感がありました。夜のライトアップも幻想的です。
小田原駅から雨に濡れずに行けるのがありがたいです。新幹線の乗り換え待ちにふらっと立ち寄れる立地の良さが魅力。
金次郎広場は犬も一緒に楽しめるので、愛犬とのお散歩ついでに立ち寄っています。食べ歩きグルメも豊富で助かります。
展望足湯庭園が無料なのに驚きました。相模湾と小田原城を一望しながらの足湯は、他では味わえない体験です。
フードコートの窓際席から電車がよく見えるので、子どもが飽きずに食事してくれました。傘の貸し出しもあり雨の日も安心です。
箱根に行く途中に必ず立ち寄ります。季節ごとに店舗の入れ替わりもあり、何度行っても新しい発見があります。
お店ごとに営業時間・ラストオーダーが異なり、目当ての店が閉まっていたことがありました。→ 事前に公式サイトのフロアガイドで営業時間を確認しておくとスムーズです。
土日の昼どきは専用駐車場が満車になりやすいです。→ 隣接する小田原駅東口駐車場や、少し離れた栄町駐車場も選択肢に入れておくと安心です。
ミナカ小田原 基本情報
| 名称 | ミナカ小田原(MINAKA ODAWARA) |
| 所在地 | 〒250-0011 神奈川県小田原市栄町1丁目1-15 |
| TEL | 0465-22-1000 |
| 最寄駅 | 小田原駅(東口 徒歩3分) |
| 運営 | 万葉倶楽部株式会社 |
| 開業日 | 2020年12月4日 |
| 営業時間 | ショッピング10:00〜20:00 レストラン11:00〜21:00 展望足湯庭園10:00〜20:00 |
| 公式サイト | https://www.minaka-odawara.jp/ |
まとめ|ミナカ小田原は小田原駅前で城下町さんぽが楽しめる新名所
ミナカ小田原は、城下町の情緒を感じながら食べ歩きができて、最後は無料の足湯で相模湾と小田原城の景色を眺めてひと休みできる、駅前とは思えない旅情のあるスポットです。新幹線や箱根方面への乗り継ぎの合間にも立ち寄りやすいので、小田原に来たらぜひ足を運んでみてください。










