
松田山ハーブガーデンでは、ラベンダーやミントなど181種類のハーブが斜面いっぱいに育てられています。
坂を上るたびに視界が開け、足柄平野の向こうに富士山が見えてくる瞬間は、何度訪れても気持ちが良いものです。
冬はイルミネーション「松田きらきらフェスタ」、早春は河津桜の「まつだ桜まつり」、そして最近は新しくオープンしたドッグランと、季節ごとに違う顔を見せてくれる公園です。

目次(Table of Contents)
西平畑公園 松田山ハーブガーデンとは
神奈川県西部、松田町にある西平畑公園。その一角が「松田山ハーブガーデン」と呼ばれるエリアです。
松田山の南斜面をそのまま活かした造りで、181種類・約16,500株ものハーブが植えられています。眼下には足柄平野、その先には相模湾、そして晴れた日には富士山まで見渡せる、松田町を代表する展望スポットでもあります。
| 住所 | 〒258-0003 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領2951 |
| TEL | 0465-85-1177(西平畑公園本館事務所/松田山ハーブガーデン) |
| 開園時間 | 9:00〜16:00 |
| 定休日 | 月曜・火曜(月曜・火曜は駐車場も利用不可、徒歩での散策のみ可) |
| 駐車場 | 約70台(1時間100円・上限500円、イベント時は変動あり) |
| 指定管理者 | TUDOI合同会社(2023年7月〜) |
松田山ハーブガーデンへのアクセス方法
車と電車、それぞれのアクセス方法を紹介します。
車の場合
東名高速道路「大井松田IC」を降りて約3.7km、約5分で到着します。
📣 訪問者の声
「都心から下道を使わずに来られるので、思い立ったらすぐ出かけられます」(しん)
駐車場は約70台。料金は1時間100円・上限500円で、イベント開催時は料金体系が変わることがあります。まつだ桜まつりや松田きらきらフェスタの期間は満車になりやすいので、朝早めの到着がおすすめです。
電車・高速バスの場合
小田急小田原線「新松田駅」北口から徒歩約25分、JR御殿場線「松田駅」北口から徒歩約20分です。新松田駅からタクシーを使うと約820円が目安(道路状況により変動)。
新宿からロマンスカーを使う場合は、秦野駅で急行に乗り換えて新松田駅で下車するのが便利です。

東名高速バスを利用するなら「東名松田」バス停で下車し、徒歩数分です。
東名高速道路をくぐった先の「西平畑公園入口」の看板から、坂道をさらに登っていきます。

西平畑公園の入り口
松田山ハーブガーデンの見どころ|ハーブ館と展望散策路
公園の中心にあるのが、白い円筒形の建物「ハーブ館」。1階はハーブグッズや特産品を扱うショップ、館内にはハーブ観察路が続いています。

南斜面の畑から見上げるハーブ館。歩くたびに景色が変わるので、写真好きな方には特におすすめです。


ハーブ館3階の眺めの良いレストランは、現在は「まつだ桜まつり」期間中を中心とした期間限定営業となっているようです。通常時は軽食や飲み物を扱う外売店「山Cafe」もイベント時のみの営業とされているため、ランチ目的で訪れる場合は事前に電話(0465-85-1177)で営業状況を確認するのがおすすめです。
足柄平野の眺めは、ハーブ館の窓からも十分楽しめます。手前が松田町、酒匂川を挟んだ向こう側が開成町です。

松田山ハーブガーデンの子どもが喜ぶ乗り物・遊具
家族連れに人気の理由が、この乗り物や遊具の充実ぶりです。
ふるさと鉄道(ポッポ鉄道)
実物の1/6サイズのミニ列車「ふるさと鉄道」。シェイ式蒸気機関車と電気動力のミニロマンスカーの2種類が、全長1.1kmのコースを約20分かけて走ります。鉄橋やトンネル、スイッチバックもある本格的な路線です。
料金は18歳以上400円、3歳以上18歳未満200円、3歳未満は無料。天候や点検により運休することがあるため、遠方から乗車目的で訪れる場合は公式サイトの運行状況を確認しておくと安心です。
Matsuda SkySwingとロング滑り台
足柄平野を見渡しながら遊べる、大きなブランコ「Matsuda SkySwing」。ピンクの支柱の間から富士山がのぞくことがあります。

📣 しんのひとこと
「富士山を眺めながらブランコに揺られる時間は、大人でもつい童心に返ってしまいます」

ロング滑り台も足柄平野を眺めながら滑走できます。お尻に敷くマットも用意されているので手ぶらでも大丈夫です。

子どもの館
昔ながらのおもちゃで遊べる「子どもの館」。丸いドーム型の屋根が目印で、2階には触って遊べるからくり人形も常設展示されています。

前庭の「チェリーナの丘」には、子どもと母親の彫像が立っています。天気の良い日はベンチでのんびりするのもおすすめです。

松田山ハーブガーデンの新名物「ドッグラン」
ここ数年でできた大きな変化が、ペット同伴で楽しめるドッグラン「まつだ山ドッグラン わん・ぽいんと」の誕生です。富士山と相模湾を一望できる絶景の中で、愛犬を思いきり遊ばせられます。
利用には会員登録が必要で、1年以内に接種した狂犬病予防注射済証(または鑑札・獣医師発行の猶予証明書)の提示が求められます。
| 営業時間 | 3〜9月 9:00〜16:30(受付16:00まで)/10〜2月 9:00〜16:00(受付15:30まで) |
| 定休日 | 毎週月・火曜(祝日は営業)、年末年始、まつだ桜まつり開催期間中 |
| 料金 | 18歳以上300円、3〜17歳200円、犬1頭400円(税込) |
| 利用時間 | 平日は制限なし。土日祝は混雑時120〜180分の利用制限あり(再入場可) |
周辺には軽食を扱う「山カフェ」や、ペット同伴可のBBQサイトも併設されています。散歩や坂道歩きのあとに、愛犬と一緒に一息つけるのがうれしいポイントです。
📍 ドッグランの詳細を公式サイトで見る
松田きらきらフェスタ(冬のイルミネーション)
松田山ハーブガーデン最大の目玉が、毎年11月下旬から12月下旬にかけて開催される「松田きらきらフェスタ」。ハーブ館全体がクリスマスツリーのようにライトアップされ、足柄平野の夜景と溶け合う光景は関東でも指折りの美しさです。
直近の開催(第23回・2025年)は11月29日〜12月31日、点灯時間17:00〜21:00、点灯数は約24万球でした。入園料は18歳以上500円、12歳以上18歳未満100円、12歳未満は無料。駐車場はイベント期間中1,000円になります。開催期間は年により変わるため、次シーズンの日程は公式サイトやインスタグラムで確認してください。
期間中はふるさと鉄道の夜間運行もあり、屋台でラーメンやそば、おでんなどを味わうこともできます。


山の中腹にあるため、麓の足柄平野側からもイルミネーションを眺めることができ、冬の風物詩になっています。


寒い日の屋台ラーメンは格別です
まつだ桜まつり(河津桜と菜の花)
例年2月上旬から3月上旬にかけて、園内の約360本の河津桜と菜の花が咲き誇り、「まつだ桜まつり」が開催されます。2026年は2月7日から3月1日までの開催でした。開花状況や天候により開催期間が変わることがあるため、訪れる前に公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。
期間中は臨時駐車場からのシャトルバスが運行されることが多く、坂道を歩くのが不安な方はこちらの利用が便利です(運賃はシーズンにより異なります)。

河津桜と菜の花のライトアップ

足柄平野の夜景と河津桜が重なる景色も見応えがあります。

酒匂川はかつて何度も氾濫を繰り返してきた川です。約300年前、二宮金次郎と村人たちが力を合わせて土手を修復し、堤防を強くするために川の両岸へ松の木を植えました。二宮金次郎はこの足柄平野で生まれ育ち、生家と尊徳記念館では彼の足跡をたどることができます。
松田山ハーブガーデンで四季のハーブを楽しむ
「ハーブガーデン」の名の通り、園内では一年を通じて何かしらの花が咲いています。ラベンダーは早咲きの品種もあり、見頃は例年4月中旬から7月中旬までと長め。ピークは5月末から6月頃です。秋にはセージなど、料理やお茶にも使われるハーブが香りを添えます。
斜面に沿って植えられているため、花を間近で観察できるのもこの庭園の魅力。南向きの斜面なので、夏場の散策は帽子や日傘などの日差し対策があると安心です。
松田山ハーブガーデンのオブジェクトと自然館
園内には写真映えするオブジェも点在しています。紫陽花を持って掃除をするお地蔵さんは、マスク姿とマスクを外した姿の2体が並び、コロナ禍の記憶を伝える存在になっています。


1970年作、バレリーナをかたどった銅像「DRAGO MARIN CHERINA」も見どころのひとつです。

自然館では松田山の森や生きものを観察でき、秋には松田山で育ったミカンを使った「ミカン染め」体験なども行われています。夏には「ちびっこプール」が期間限定でオープンするので、小さなお子さん連れの夏休みレジャーにもおすすめです。

足柄平野を一望。中央を流れるのが酒匂川です
松田山ハーブガーデンの口コミ・評判
実際に訪れた方の声を、良い点・気になった点それぞれ紹介します。
ラベンダーが見頃で、坂を上りきったところで富士山まで見えたのに感動しました。写真を撮る人が多いのも納得です。
東名大井松田ICから本当に5分ほどで着きました。駐車場は時間制の料金になっていたので、事前に小銭を用意しておくと安心です。
新しくできたドッグランに初めて行きました。景色が良く、愛犬も広々と走り回れて満足そうでした。会員登録に少し時間がかかるので、混んでいない時間帯がおすすめです。
ふるさと鉄道と子どもの館があるので、子どもが飽きずに過ごせます。地元なので何度もリピートしています。
松田きらきらフェスタに行きました。ハーブ館全体が光るのは想像以上の迫力。夜景と重なって幻想的でした。
桜、ラベンダー、イルミネーションと季節ごとに違う顔を見せてくれるので、年に何度も足を運んでいます。
駅から歩くと最後の上り坂が地味にきついです。→ まつだ桜まつり期間中は臨時シャトルバスが出ることが多いので、坂道が不安な方はその時期の利用がおすすめです。普段はタクシーの利用も検討してみてください。
ハーブ館のレストランを目当てに行ったら営業していませんでした。→ 現在は桜まつり期間中心の期間限定営業のようです。ランチ利用を考えている場合は、事前に電話で営業状況を確認するか、軽食を持参するのが安心です。
松田山ハーブガーデンのよくある質問
Q. 松田山ハーブガーデンのラベンダーはいつ頃見頃ですか?
A. 例年4月中旬から7月中旬まで楽しめる、比較的長めの見頃期間です。ピークは5月末から6月頃とされています。年によって前後するため、訪問時期が近づいたら公式サイトやSNSで開花状況を確認すると安心です。
Q. 松田山ハーブガーデンにはシャトルバスはありますか?
A. 通常期は定期のシャトルバスはありません。ただし「まつだ桜まつり」期間中は、JR松田駅や臨時駐車場から会場までの臨時シャトルバスが運行されることが多く、坂道の上り下りが不安な方に便利です。運行の有無や運賃はシーズンごとに発表されるため、開催時期が近づいたら公式サイトで確認してください。
Q. 松田山ハーブガーデンの料金は?
A. ハーブガーデン自体の入園は無料です。有料になるのは、ふるさと鉄道(18歳以上400円、3〜17歳200円、3歳未満無料)、ドッグラン(18歳以上300円、3〜17歳200円、犬1頭400円)、松田きらきらフェスタ開催期間(18歳以上500円、12〜17歳100円、12歳未満無料)など、個別の施設・イベントです。駐車場は1時間100円・上限500円が目安ですが、イベント時は変わることがあります。
Q. 関東最大のハーブ園はどこですか?
A. 「関東最大」を名乗るハーブ園は複数あり、明確な公式ランキングがあるわけではありません。松田山ハーブガーデンは181種・約16,500株のハーブを、富士山を望む斜面いっぱいに植えているのが特徴で、入園無料かつ眺望の良さでは神奈川県内でも有数の存在です。規模だけでなく「景色とセットで楽しめるか」で選ぶのもおすすめです。
松田山ハーブガーデンのまとめ
松田山ハーブガーデンは、ハーブと河津桜、冬のイルミネーション、そして新しくできたドッグランと、季節や目的によって何度でも楽しめる公園です。坂道を上った先に広がる富士山と足柄平野の景色は、写真を撮る人にも、ただのんびりしたい人にもおすすめできます。次の休日、少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

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