
拝殿の前に立つと、左側に大きな木が二本、寄り添うように枝を伸ばしています。近づいてみると、注連縄(しめなわ)で結ばれた二本の楠が、まるで一本の大樹のように重なり合っていることに気づくはずです。これが夫婦楠(めおとくす)。この記事では、正確な場所やご利益、待ち受け画像の設定方法、参拝マナー、撮影のコツまで、私が実際に確かめた情報をまとめました。

夫婦楠とは|基本情報と名前の由来
基本データ|樹高・幹周り・創建時からの御神木

夫婦楠は、明治神宮の創建時である1920年(大正9年)に献木された二本のクスノキです。樹高は約17メートル、幹周りはそれぞれ約3.66メートルと3.17メートル。二本の枝葉が上部で接し、一見すると一本の大樹のように見えることから、夫婦の強い絆を連想させます。
木々は注連縄で結ばれ、神聖なつながりを示すとともに、邪気を祓う役割も果たしています。この特徴から、縁結び・夫婦円満・家内安全のパワースポットとして親しまれています。
名前の由来|明治天皇と昭憲皇太后の仲睦まじさ

「夫婦楠」という名前は、明治天皇と昭憲皇太后が築いた仲睦まじい関係を象徴していることに由来します。二本の楠が寄り添い、一体化したように見える姿が、両御祭神の絆に重ねられてきました。楠木はもともと生命力の象徴として日本文化で特別視されており、御神木(ごしんぼく)として神聖視される存在です。
夫婦楠の場所|拝殿前の左側が目印

夫婦楠は、拝殿に向かって左側にあります。拝殿正面には左右対称に楠木が立っているため、右側の木と見間違えやすいので注意してください。二本の楠が寄り添うように枝を伸ばしている、その左側の一組が夫婦楠です。
参拝の順番としては、本殿で参拝したあと、夫婦楠の前から拝殿に向かって改めて祈るとより効果的だと言われています。訪れた際は、この順路も意識してみてください。
夫婦楠のご利益|縁結び・夫婦円満・家内安全

夫婦楠のご利益は、縁結び・夫婦円満・家内安全とされています。これは、御祭神である明治天皇と昭憲皇太后が非常に仲睦まじいご夫婦だったことに由来し、明治神宮でも特によく知られたパワースポットのひとつです。二人で訪れた際に手をつないでお参りすると、絆を深める象徴的な行動になるとも言われています(周囲の参拝者の流れを妨げないよう配慮しましょう)。
神道では、御神木は自然と神々をつなぐ媒介とされます。夫婦楠の周りに静かに佇み、自分の願いを心に浮かべながら一礼することで、心が落ち着き、前向きな気持ちになれるという声も多く聞かれます。
夫婦楠の写真を待ち受けにしてご利益を
夫婦楠の写真をスマホの待ち受けに設定すると、夫婦円満・恋愛運アップ・家庭の平和のご利益を期待できると言われ、人気の待ち受けスポットになっています。二本の楠が寄り添う姿は、夫婦やカップルの絆を深める象徴とされています。

iPhoneでの設定方法
- 夫婦楠の写真をスマホに保存する
- 「設定」アプリを開く
- 「壁紙」→「新しい壁紙を選択」をタップする
- 保存した写真をギャラリーから選ぶ
- 位置やズームを調整し「設定」をタップする
- 「ロック画面」「ホーム画面」「両方」から適用先を選ぶ
Androidでの設定方法
- 夫婦楠の写真を保存する
- ホーム画面の空白部分を長押しする
- 表示された「壁紙」メニューをタップする
- ギャラリーから保存した写真を選ぶ
- サイズや配置を調整し「設定」または「適用」をタップする
- 「ロック画面」「ホーム画面」「両方」から選んで完了
参拝マナーと注意点

夫婦楠は拝殿前にあるため、拝殿へ向かう前に立ち寄るのがおすすめです。御神木であるため、立ち止まって静かに一礼し、心を整えるのが基本の作法。願いを心に浮かべ、感謝と祈りを捧げましょう。
御神木には直接触れないことが基本のマナーです。写真撮影の際も距離を保ち、他の参拝者に配慮した行動を心がけてください。
撮影のポイント
正面からの構図と逆光撮影

正面から撮影する方法では、木々の全体像を捉えつつ、注連縄や背景の拝殿を入れると神聖さがより伝わります。夫婦楠は拝殿手前に左右対称に立っているので、少し離れて全体を収めるのがコツです。
もうひとつのおすすめは、裏側から太陽の光を取り入れる逆光撮影です。晴れた日、枝葉の隙間から光が差し込む瞬間を狙うと、写真に奥行きが生まれ、私自身もこの一枚を撮れたときは思わず立ち止まってしまいました。撮影時は他の参拝者の妨げにならないよう、木に近づきすぎないことも忘れずに。
四季で変わる夫婦楠、訪問のベストタイミング

春は新緑が美しく映える季節。柔らかな緑の葉に包まれ、日の出後から午前中は混雑も少なく、穏やかに参拝できます。夏は楠の葉が濃い緑に変わり、生命力に満ちた姿を見せてくれます。暑さを避けるなら、夕方の涼しい時間帯がおすすめです。
秋は参道の木々が紅葉し、常緑の夫婦楠とのコントラストが見どころに。冬は澄んだ空気が楠の輪郭をくっきりと際立たせ、午前中の柔らかな陽光を浴びる姿は格別です。一年を通じて、朝早い時間帯が静かで参拝に適しています。
よくある質問
Q. 夫婦楠はどこにありますか?
A. 拝殿に向かって左側にあります。左右対称に立つ楠木のうち、二本が寄り添うように見える左側の木が夫婦楠です。
Q. 夫婦楠の読み方は?
A. 一般的には「めおとくす」と読まれます。「めおとぐす」と表記されることもありますが、公的な解説では「めおとくす」が使われています。
Q. 夫婦楠にはどんな効果がありますか?
A. 縁結び・夫婦円満・家内安全のご利益があるとされています。本殿で参拝したあと、夫婦楠の前から拝殿に向かって改めて祈ると、より効果的だと言われています。
Q. 夫婦円満のお守りはありますか?
A. 授与所では、縁結びや夫婦円満に関わるお守りが頒布されています。種類や価格は時期により変わるため、訪問時に授与所で直接ご確認ください。
Q. 夫婦楠は剪定されているのですか?
A. 御神木として、明治神宮によって大切に管理・手入れされています。個別の剪定時期などの詳細は公表されていないため、気になる場合は社務所へお問い合わせください。
Q. 他の神社にも「夫婦楠」はありますか?
A. はい。「夫婦楠」「夫婦杉」のように、二本の木が寄り添う御神木は全国の神社で見られ、氷川神社をはじめ同様のスポットを持つ神社もあります。明治神宮の夫婦楠は、その中でも都内屈指の知名度を誇ります。
口コミ・訪問者の声
友人と一緒にお参りしました。二本の木が寄り添う姿を見ているだけで、なんだか温かい気持ちになりました。
結婚記念日に夫婦で訪れました。本殿参拝のあと夫婦楠の前でもお参りする順番を知って、より丁寧にお祈りできました。
逆光での撮影を試したら、光が枝の間から差し込む神秘的な一枚が撮れました。待ち受けに設定しています。
秋に訪れると、参道の紅葉と常緑の夫婦楠のコントラストが美しく、静かな気持ちで参拝できました。
授与所で夫婦円満に関するお守りをいただきました。夫婦楠を見たあとだと、より特別な気持ちで選べました。
早朝は人も少なく、静かに夫婦楠と向き合えました。朝日に照らされる姿は格別でした。
左右に木があって、最初はどちらが夫婦楠か分かりませんでした。
→ 夫婦楠は拝殿に向かって左側です。二本の木が寄り添うように枝を伸ばしているほうが目印になります。
初詣シーズンは夫婦楠の前も人が多く、ゆっくり写真を撮れませんでした。
→ 混雑を避けたいなら平日や早朝がおすすめです。静かな時間帯なら、落ち着いて祈りを捧げられます。
まとめ|二本の楠に願いを込めて

夫婦楠は、縁結びや夫婦円満の象徴として多くの人に愛されている御神木です。二本の木が寄り添う姿には、明治天皇と昭憲皇太后の絆が重ねられ、訪れる人に静かな癒しを与えてくれます。正確な場所と参拝の順番を知って、次に明治神宮を訪れる際は、ぜひ夫婦楠の前で立ち止まってみてください。
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