小町通りは老舗と食べ歩きが楽しい、鎌倉駅前の商店街
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鎌倉駅の東口を出て、若宮大路をひとつ挟んだ先にあるのが小町通りです。老舗の酒屋や和菓子店が今も店を構える一方で、食べ歩きグルメや雑貨店も次々と生まれる、新旧が入り混じった商店街を歩いてきました。

小町通り

この記事では、実際に歩いて立ち寄ったお店を、鎌倉駅から鶴岡八幡宮方面へ向かう順番で写真とともにご紹介します。

小町通りの入口はここから

小町通りと若宮大路の交差点

小町通りは、JR鎌倉駅東口から鶴岡八幡宮の南西角まで続く、若宮大路の西側に並行する一方通行の商店街です。全長は360〜400mほど、店舗数は約250店ともいわれています。かつては「瀬戸耕地」と呼ばれる農道でしたが、1889年の横須賀線鎌倉駅開業で市街化が進み、1923年の関東大震災で被災した店舗の集団移転を経て、1952年に鎌倉小町商店会が組織されて現在の商店街の姿になったそうです。

食べ歩きグルメを楽しむ

小町通り 鎌倉いも吉館の紫芋ソフトクリーム

鎌倉いも吉館」は、紫芋ソフトクリームを日本で初めて販売した店として1989年に創業。若宮大路の本店に加えて小町通りにも店舗があり、紫芋ソフトのほか季節限定フレーバーも楽しめます。

小町通り Giraffaのカレーパン専門店

カレーパン専門店「Giraffa(ジラッファ)」も行列ができる人気店。2020年12月の開業以来、カレーパングランプリで2021〜2023年の3年連続金賞を受賞している実力派です。揚げたてのカレーパンを頬張りながら歩くのも、小町通りならではの楽しみでした。

小町通り 抹茶ジェラートの店

雨の日には、抹茶ジェラートやかき氷などひんやりスイーツを扱うお店の軒先で、少し雨宿りをしながら食べ歩くのもおすすめです。

小町通り 屋台のポテトと唐揚げ

ポテトや唐揚げなど、気軽につまめる屋台グルメも通り沿いのあちこちに登場します。

小町通り 裏路地の釜飯かまよか

小町通りから一本裏に入った路地にあるのが「鎌倉の釜飯 かまよか」。しらす問屋直送のしらすを使った釜飯を、最後はお茶漬けにして〆るのが名物です。しっかり食事をとりたいときに覚えておきたいお店でした。

雑貨・ファッションのお店めぐり

小町通り 倭物やカヤの和雑貨店

色鮮やかな和雑貨がずらりと並ぶ「倭物やカヤ 鎌倉小町店」。手ぬぐいや風呂敷、和食器などを扱う和雑貨の店で、2021年4月に小町通り沿いの旧店舗からJR鎌倉駅寄りへ移転し、2フロアの広い店舗にリニューアルしています。

 

灯台のマークが目印の「白帆鎌倉 SHIRAHO KAMAKURA」は、帆布・革製品の専門店。母体は昭和18年(1943年)創業の鞄メーカーで、2003年に小町通りで「鎌倉帆布巾」として開業し、2018年に「白帆鎌倉」として革製品も扱うようになりました。革の色やバックル、ステッチを選んでオーダーできるベルトも人気です。

小町通り 鎌倉帽子屋の店頭

鎌倉帽子屋」は、ハンチングやソフト帽、Borsalino(ボルサリーノ)まで100種類以上の帽子が揃う専門店。日差しの強い日は、ここでお気に入りの一つを見つけて、日よけがてらかぶって歩くのもよさそうです。

小町通り 扇子と和雑貨の店頭ディスプレイ

扇子や和雑貨が並ぶ、色とりどりの店頭ディスプレイ。

小町通り アクセサリーショップの入口

アクセサリーや小物を扱う店も多く、店先を眺めながら歩くだけでも十分楽しめるのが小町通りの魅力です。

ちょっと変わった鎌倉時間

小町通り サモエドカフェアルの外観

ふわふわのサモエド犬と触れ合える「サモエドカフェ アル」は、2025年3月にオープンしたばかりのお店。JR鎌倉駅東口から徒歩約3分と、駅からのアクセスも良好です。歩き疲れた身体を、もふもふの毛並みで癒やしてくれます。

小町通り OKIYOME MUSEUMお浄めミュージアム

OKIYOME MUSEUM(お浄めミュージアム)」は、天然石ブランド「岩座」による複合施設。1階は天然石アクセサリーやお浄めグッズの販売、2階はオーラ診断やブレスレット作り体験、3階は足湯カフェという3フロア構成で、ちょっと変わった鎌倉時間を過ごせる場所でした。

老舗の風格を感じるお店

小町通り 若宮大路沿いの三河屋本店

若宮大路沿いに立つ出桁造りの町家が「三河屋本店」。明治33年(1900年)創業の酒屋で、現在の建物は関東大震災後の昭和2年(1927年)に建てられたものです。国の登録有形文化財、鎌倉市の景観重要建築物にも指定されている貴重な建物で、通りを歩いていても思わず目を引かれる存在でした。

小町通り 宗家源吉兆庵鎌倉本店

小町通りに入ってすぐ現れるのが「宗家 源吉兆庵 鎌倉本店」。1946年創業の和菓子店で、季節の果物をかたどった上生菓子「Natural Series」が代表商品です。店舗には北大路魯山人の作品を展示する「吉兆庵美術館」も併設されており、和菓子と美術の両方を楽しめるお店でした。

小町通り 鎌倉紅谷の前にできた行列

行列ができていたのが「鎌倉紅谷」。1954年創業の和洋菓子店で、代表銘菓「クルミッ子」で全国的に知られています。開店直後から並ぶ人の姿があり、その人気ぶりがうかがえました。

一本裏へ、路地裏さんぽ

小町通り 裏路地を流れる小川と家並み

本通りのにぎわいから少し外れて、裏路地に足を踏み入れると空気が一変します。小川が流れ、昔ながらの家並みが残るこの一角は、観光客の姿もまばらで、静かな鎌倉の日常を垣間見られる場所でした。小町通り 生活感のある裏路地

小町通り 緑に囲まれた裏路地

緑が生い茂る、住宅街に近い裏路地の一コマ。

小町通りの基本情報

所在地神奈川県鎌倉市小町・雪ノ下エリア
区間JR鎌倉駅東口〜鶴岡八幡宮南西角(横大路交差点)
全長約360〜400m
店舗数約250店(鎌倉小町商店会加盟は約176店・2024年3月時点)
通行一方通行(北行き)
鎌倉駅から徒歩すぐ〜1分
鶴岡八幡宮まで徒歩約10分

よくある質問

Q. 小町通りはどのくらいの長さがありますか?

A. 全長は約360〜400mで、店舗数は約250店ともいわれています。歩くだけなら10分程度ですが、お店を覗きながらだと1時間以上かかることも珍しくありません。

Q. 小町通りで食べ歩きはできますか?

A. はい、カレーパンやソフトクリーム、屋台グルメなど食べ歩きグルメが充実しています。ゴミ箱が少ない通りもあるので、ゴミは持ち帰るのがマナーです。

Q. 小町通りのお店は何時まで営業していますか?

A. 店舗によって異なりますが、17時〜18時頃に閉まる店が多い印象です。夕方以降に訪れる場合は、目当てのお店の営業時間を事前に確認しておくと安心です。

Q. 鎌倉駅からどう行けばいいですか?

A. JR鎌倉駅の東口を出てすぐです。ロータリーを渡って少し歩けば、赤い看板の入口ゲートが見えてきます。

Q. 鶴岡八幡宮まではどのくらいかかりますか?

A. 小町通りを北へ進めば徒歩約10分で鶴岡八幡宮の南西角に到着します。並行する若宮大路を歩くルートもあります。

まとめ

小町通りは、明治・大正から続く老舗の風格と、次々に生まれる食べ歩きグルメや新しいお店が同居する、鎌倉らしい商店街でした。本通りのにぎわいを楽しんだ後は、一本裏の路地に入って静かな鎌倉の空気を感じるのもおすすめです。

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