出雲大社相模分祠の御朱印とそのスピリチュアルなご利益をテーマにした魅力的な体験をご紹介します。この記事では、出雲大社相模分祠の歴史や由来から、ご利益やスピリチュアルな側面までを詳しく解説。また、美しい境内の様子を写真で巡り、御朱印やお守り、自然に囲まれたパワースポットとしての出雲大社相模分祠の魅力をお届けします。アクセス方法も詳細に記載しているので、初めての方でも安心して参拝できるガイドです。
この記事の目次
出雲大社相模分祠とは?
歴史と由来
出雲大社相模分祠は、1888年(明治21年)に創建され、島根県に鎮座する出雲大社から御分霊を迎えました。創設者の草山貞胤翁は、出雲の大神のご神徳を関東に広めることを目的として、この地に分祠を立てました。当初は渋沢峠に鎮座していましたが、1975年に現在の地へと移されました。以来、境内の整備や植樹を重ね、尊厳さを増した出雲大社相模分祠は、縁結びの神様として多くの人々に親しまれています。
祭神とご利益
出雲大社相模分祠の主祭神は、大国主大神と事代主大神です。大国主大神は「だいこく様」として知られ、縁結びや商売繁盛、医薬の神として崇拝されています。その御神徳は、国土開拓や農耕の神、そして「因幡の白兎」に関わる慈悲深い神としても語り継がれています。特に縁結びのご利益が広く知られており、恋愛成就、家内安全など、人間関係の幸せを願う人々に信仰されている神様です。
スピリチュアル
出雲大社相模分祠は、多くの参拝者にとってスピリチュアルな体験をもたらすパワースポットです。境内に足を踏み入れると、自然に囲まれた神聖な空間が広がり、心を落ち着かせる静けさを感じることができます。また、境内には古木が立ち並び、その存在感が神々のエネルギーを象徴するように感じられます。特に縁結びを願う方には、大国主大神のご神徳を肌で感じることができる、スピリチュアルな体験が待っています。
出雲大社相模分祠の境内を写真で巡る
鳥居と参道
出雲大社相模分祠の鳥居は、参拝者を神聖な空間へと導く玄関口です。緑に囲まれた参道は、訪れる者に静けさと心の落ち着きを与えてくれます。
写真でも見られる立派な石灯籠や鳥居は、伝統的な日本の神社の風格を感じさせ、まるで時間が止まったかのような穏やかな雰囲気です。参道を歩くたびに、次第に神聖な空気が広がり、心を清めてくれることでしょう。この場所はまさにスピリチュアルな力を感じられる空間です。
手水舎(てみずしゃ)
出雲大社相模分祠の手水舎は、季節感あふれる装飾が施された美しいスポットです。
写真には、秋の訪れを感じさせるオレンジ色のほおずきが水鉢に浮かび、華やかで温かな雰囲気を作り出しています。
龍を模した水口から流れる水により、参拝前に心身を清めることができ、この手水舎の特別な設えが参拝の儀式をさらに豊かなものにしてくれます。
自然と調和する手水舎は、訪れる人々に神聖な気持ちを届けてくれます。
ほおずきの鮮やかな色と苔むした石の質感が絶妙に調和し、まるで自然と神聖さが一体となったアートのようです。
本殿と拝殿の荘厳な建築
出雲大社相模分祠の本殿と拝殿は、参拝者に荘厳な雰囲気を感じさせる場所です。写真に見られる大きな注連縄(しめなわ)が特徴的で、神々しい存在感を放っています。
本殿の立派な屋根とその細やかな装飾は、歴史ある建築美を感じさせ、訪れる人々の心に深い感銘を与えてくれます。
拝殿の中
出雲大社相模分祠の拝殿は、木材をふんだんに使った伝統的な造りで、温もりと荘厳さが感じられる空間です。内部はきれいに整えられており、中央には御神体を祀る祭壇が設けられ、金色の装飾が施されています。神具や提灯が両側に配置され、シンプルながらも神聖さを保つ装飾が特徴です。
千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)
特徴的な千木(ちぎ)や鰹木(かつおぎ)が立派に取り付けられており、伝統的な神社建築の美しさを際立たせています。装飾には金色の意匠が施され、威厳と格式を感じさせるデザインが訪れる人々を魅了します。
しめ縄
拝殿に掛かる大きなしめ縄は、出雲大社の象徴的な要素であり、その存在感が拝殿を一層荘厳なものにしています。このしめ縄は、悪霊を防ぎ、神聖な空間を守るための結界としての役割を果たしており、参拝者に深い安心感と神々しさを与えます。
祖霊社(それいしゃ)
出雲大社相模分祠の祖霊社は、幽冥主宰大神と称えられる大国主大神を主祭神とし、先祖供養を行う神聖な場所です。木造の社殿は、静けさに包まれた森の中に佇み、参拝者に穏やかな祈りの空間を提供しています。
祖霊社では、通夜や神葬祭、式年祭、水子供養などを行い、毎月第1日曜日にはみたままつりが執り行われ、先祖の霊を敬う大切な場となっています。
三社
出雲大社相模分祠の境内には、天神社、筑紫社、祓社の三社が鎮座しています。写真に見られる小さな社殿は、それぞれ異なる神々が祀られており、訪れる参拝者に多様なご利益をもたらします。
天神社には神産巣日神と少名毘古那神が、筑紫社には三姉妹の女神である多紀理比売命、田寸津比売命、市杵島比売命が、祓社には災厄を祓う神々が祀られています。
龍蛇神の社(りゅうじゃしんのやしろ)
出雲大社相模分祠の「龍蛇神の社」は、古来より出雲に伝わる龍蛇神様を祀っています。ここは「千年の杜」の守り神として特に神聖な場所とされ、全国の神々が出雲に集う神在月(10月)に深く結びついた存在です。
龍蛇神様は、全国の神々を案内・先導する役割を持ち、縁結びや金運の御利益があるとされています。写真に映る厳かな社と美しい龍の彫刻が、その神秘的な雰囲気を伝えます。
千年の杜(せんねんのもり)
千年の杜は、2007年に横浜国立大学の宮脇昭名誉教授の指導のもとで再興された特別な森です。「ふるさとの木によるふるさとの森」をテーマに、約12,000本もの照葉樹を中心とした60種類の日本古来の樹木が混植・密植されており、生命力に溢れた豊かな自然環境が広がっています。
この森の中には、環境省の「名水百選」に選ばれた秦野盆地湧水群のひとつ「ゆずりの水」が流れ、多くの参拝者が訪れます。
メダカやドジョウ、ホタルなどが生息するビオトープのような環境は、訪れる人々に自然とのふれあいと深い癒しを提供しています。
また、森の独特の静けさと緑の繁茂が織りなす雰囲気が、まるで別世界に迷い込んだかのような感覚を与えます。自然の中で心落ち着くひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
出雲記念館
出雲大社相模分祠の境内にある「出雲記念館」は、結婚式や七五三、成人式などの特別なイベントに対応している施設です。写真のようにレンガ造りの外観と赤いアーチが印象的で、落ち着いた雰囲気が訪れる人々を迎えてくれます。
記念館では、結納や着付け、記念写真の撮影など幅広いサービスが提供され、神社での行事をより特別なものにしてくれます。また、館内では八雲庵のオリジナル和菓子も購入でき、参拝後の休憩にもぴったりです。
神輿
出雲大社相模分祠の出雲記念館には、美しいおみこしが展示されています。このおみこしは、金色の装飾と精緻な彫刻が施され、出雲大社の神聖なエネルギーを感じさせるものです。
神輿は、祭りの際に神を宿らせて地域を巡るもので、その豪華さと荘厳さは訪れる人々に深い印象を与えます。このように、出雲記念館では歴史と文化を感じながら、出雲の伝統に触れることができます。
境内の自然と四季折々の風景
出雲大社相模分祠の御朱印
出雲大社相模分祠の御朱印は、その独特なデザインが魅力です。
中央に力強く書かれた「出雲大社相模分祠」の文字は、神社の存在感と神聖さを象徴しています。また、朱印の中央には六角形の印が施され、その中に神紋が描かれており、出雲大社の歴史と由来を感じさせるデザインです。
御朱印を通じて、出雲の神様とのご縁を感じられる特別な体験を得ることができます。
授与所でご朱印を受け取ります。
出雲大社相模分祠の授与所(お守り)
お守りやおみくじを販売所では、色とりどりのお守りが並べられ、訪れる人々を歓迎しています。
出雲大社ならではの縁結びのお守りや交通安全、健康祈願など、さまざまなご利益をもつお守りが取り揃えられています。
また、祈願の受付も行っており、参拝者はそれぞれの願いに応じたお守りやおみくじを選ぶことができます。
授与所から参道と大鳥居を眺める
授与所の受付で会計します。
絵馬掛けに願い事を書き、心を込めて祈願しましょう。絵馬に込めた想いを、この場所に結ぶことで、良縁や願いが叶うよう神様にお伝えできます。
出雲大社相模分祠へのアクセス
小田急線・バスで出雲大社相模分祠へ
出雲大社相模分祠へ電車とバスでアクセスする場合、秦野駅または渋沢駅からバスを利用すると便利です。秦野駅では北口の5番乗り場からバスに乗車し、いくつかの停留所で下車後、徒歩3分で到着できます。渋沢駅からも北口の1番乗り場からバスが運行しています。乗車するバス路線によって、目的地への最寄りバス停が異なるため、公式サイトで時刻表などを事前に確認しておくと安心です。
詳細はこちらからどうぞ:公式アクセス情報
タクシー・徒歩
秦野駅からは徒歩でも気軽にアクセス可能です。荷物が多い場合や短時間で移動したい方はタクシーもおすすめです。
出発駅 | 手段 | 所要時間 | 費用 |
---|---|---|---|
小田急線 【秦野駅】 | 徒歩 | 20~30分 | ーー |
タクシー | 約5分 | 約1,000円 | |
小田急線 【渋沢駅】 | 徒歩 | 30~40分 | ーー |
タクシー | 約8分 | 約1,000~1,500円 |
自家用車でのアクセス
東名高速道路【秦野中井インター】から約10分で到着できます。秦野市平沢1221の住所をナビに入力し、周辺にある3つの駐車場のいずれかに駐車してください。参拝者は無料で駐車可能です。また、国道246号線をご利用の場合も、詳細な経路情報を事前に確認して安全にお越しください。最も大きな第3駐車場があり、混雑時にはそちらを利用するのが便利です。
第二駐車場がおすすめ
第二駐車場は本殿から少し離れていますが、参道の入り口に位置しており、参道、鳥居、手水舎、そして拝殿を最も効率よく巡ることができます。出雲大社相模分祠の雰囲気を存分に楽しみながらアクセスしたい方に最適な選択です。
第2駐車場から、第ニ駐車場から参道を臨む。
お身体がご不自由五方は、出雲記念館の前、または第一駐車場がおすすめです。
基本情報
名称 | 出雲大社相模分 |
---|---|
住所 | 神奈川県秦野市平沢1221 |
電話 | 0463-81-1122 |
FAX | 0463-82-1728 |
Eメール | infoizumosan.com |
まとめ:出雲大社相模分祠
出雲大社相模分祠は、歴史と自然が調和する場所で、訪れることで心が落ち着くパワースポットです。御朱印やお守りを通して神様のご加護を感じることができ、境内の様々な場所を巡ることでスピリチュアルな体験が味わえます。アクセスも便利で、初めて訪れる方にもおすすめです。歴史ある神社の魅力を存分に味わいながら、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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