
箱根の旅を計画中のあなたに立ち寄ってほしいのが「箱根神社」。芦ノ湖のほとりに鎮座するこの神社は、歴史・自然・ご利益・写真映えすべてが詰まった、箱根を代表するパワースポットです。

この記事では、箱根神社の由緒や見どころはもちろん、アクセス方法・駐車場情報・ご利益の種類・御朱印(御神印)についてもわかりやすく解説します。さらに、カメラ好き必見の撮影スポットや神秘的な「龍神水」、九頭龍神社 新宮まで、実体験とともに丁寧にまとめました。

この記事を読めば、箱根神社での時間がもっと豊かに、もっと思い出深いものになるはずです。
箱根神社とは?まずは基本情報をチェック
箱根観光に欠かせないスポットのひとつが、芦ノ湖のほとりに鎮座する箱根神社です。緑豊かな山々に囲まれた神秘的なロケーションと、強いパワースポットとしての評判から、年間を通して多くの参拝者が訪れています。
由緒ある歴史と特徴

箱根神社の創建は奈良時代の757年(天平宝字元年)。万巻上人(まんがんしょうにん)という僧によって開かれたとされ、山岳信仰と修験道の聖地として知られてきました。源頼朝や徳川家康といった名だたる武将たちも戦勝祈願に訪れた歴史を持ち、現在でも「勝運の神様」として多くの人々に信仰されています。
境内は自然との調和が美しく、四季折々の風景を楽しめるのも魅力のひとつ。霧がかった杉並木の参道や静寂の中にたたずむ社殿は、訪れる人に心洗われるような感覚を与えてくれます。
箱根神社の見どころ・魅力

箱根神社の最大の見どころといえば、やはり芦ノ湖にせり出すように立つ「平和の鳥居」。湖と鳥居が一体になった光景は圧巻で、フォトジェニックなスポットとして知られています。朝霧や夕暮れの時間帯には幻想的な雰囲気に包まれ、一度は写真に収めたくなる光景です。
また、境内に続く杉並木の参道や厳かなたたずまいの本殿も心に残る美しさ。神秘的な空気に包まれながら、日常の喧騒を忘れ静かに自分と向き合う時間を過ごせます。

アクセスと駐車場情報【車・公共交通別】
箱根神社は神奈川県箱根町元箱根の芦ノ湖畔に位置し、アクセス手段も複数あります。電車やバスなどの公共交通機関を使う場合と、車で向かう場合では所要時間や利便性が異なりますので、それぞれ詳しく解説していきます。
電車・バスでのアクセス方法

公共交通でのアクセスは、箱根湯本駅からのルートが一般的です。箱根湯本駅から箱根登山バス(箱根町・元箱根方面)に乗車し、「元箱根港」バス停で下車。そこから徒歩で約10分ほどで箱根神社に到着します。
バスの本数も比較的多く、観光客向けのフリーパス(箱根フリーパス)なども利用できるため、公共交通での観光には非常に便利です。
| 要注意 | バス停「箱根神社入口」は10:00〜16:00の間は停車しません。この時間帯は次のバス停「元箱根港」をご利用ください |
特に週末や繁忙期には、渋滞を避けて電車+バスの組み合わせがスムーズです。
車で行く場合の駐車場情報

車で訪れる場合は、境内の駐車場を利用できます。駐車場内は一方通行になっているため、案内に従って進みましょう。バスで訪れる場合は第2駐車場、交通安全祈祷で車のお祓いを受ける方は第3駐車場と、用途によって案内が分かれています。
週末や連休中は満車になることも多く、特に午前10時以降は混雑しやすい傾向があります。満車の場合は、「元箱根港」周辺にある周辺駐車場(一部有料)を利用するのがおすすめです。
混雑する時間帯とおすすめの訪問時間
箱根神社は年間を通じて観光客が多く、特に土日祝日や年始、紅葉シーズンは混雑します。午前10時〜午後2時頃はピーク時間帯となり、駐車場や参道も人が多くなります。
静かな雰囲気でゆっくり参拝したい方は朝8時〜9時頃の早い時間帯が狙い目です。平日は比較的空いているので、予定が合う方は平日の訪問がおすすめです。
箱根神社のご利益とは?
パワースポットとしても知られる箱根神社は、古来より多くのご利益があるとされ、参拝客が後を絶ちません。神社に祀られているのは箱根大神(はこねのおおかみ)という三柱の神様で、自然の力と結びついた強力なご神徳を持っているとされています。
交通安全・開運・縁結びなどのご利益

箱根神社では特に交通安全・開運厄除・心願成就などのご利益があるとされ、全国から多くの参拝者が訪れています。中でも、車の安全を祈願するドライバーに人気の交通安全祈願は有名で、車のお祓いを受ける人も少なくありません。
また、勝負運や仕事運にもご利益があるとされ、歴代の武将たちも戦勝祈願に訪れたという歴史があります。境内には縁結びにご利益がある「九頭龍神社 新宮」も併設されており、恋愛成就や夫婦円満を願うカップルにも人気です。
御朱印(御神印)の種類と授かり方

箱根神社では「御朱印」ではなく正式には「御神印(ごしんいん)」と呼んでいます。
御朱印のデザインと意味

箱根神社・九頭龍神社・箱根七福神恵比寿社・箱根元宮の4社分の御神印が用意されており、それぞれ社名が墨書され、日付が記載されます。書き置きタイプで、格式ある神社の品格を感じさせるデザインです。
| 初穂料 | 一社500円 |
| 御神印帳 | 初穂料1,500円(一社分の御神印を含む) |
| 元宮の御神印 | 元宮登拝開所日以外は箱根神社で対応可 |
受付場所・時間・初穂料

御神印は、正参道石段横のお札所「南脇舎」での受付が基本です。御社殿前のお札所(西脇舎)でも御守などの授与が可能です。参拝前にお申し込みいただくと、参拝の間に記帳捺印して、お帰りの際にお渡しされます。
| 受付時間 | 8:15〜17:00 |
| 御祈祷受付 | 8:30〜16:00 |
| 宝物殿拝観 | 9:00〜16:00 |
受け取り時間や価格は変更される場合があるため、箱根神社の公式サイトを必ず確認してください。
お守りの種類も豊富
箱根神社には目的別のお守りが数多く揃っています。旅の目的にあわせて選んでみてください。
- 九頭龍えんむすび御守(1,000円):良縁祈願・良縁成就
- 縁結び御守(一対1,000円):男性用・女性用のペアでお頒ち
- 勝守(500円):矢立の杉の故事に因んだ勝運守護
- 学業成就御守(500円):受験や資格試験の合格祈願に
- 安産御守(500円):安産杉とあわせてお参りを
- 交通安全御守(500円〜1,000円):車用の木札やキーホルダー型も用意
※初穂料は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
写真好き必見!映える撮影スポット紹介
真っ赤な屋根の手水

箱根神社の境内に入ってまず目を引くのが、鮮やかな朱色の屋根を持つ手水舎(ちょうずや)です。この美しい建築と自然のコントラストは、写真好きにとって見逃せないスポットのひとつです。

屋根の下にある手水鉢では、龍の口から水が流れ出す様子が印象的で、力強さと神聖さを感じさせます。特に午前中の柔らかい光の中では、朱色が鮮やかに映え、緑の木々とのコントラストも美しい一枚が撮れます。

本殿へ繋がる石の階段

箱根神社の本殿へと続く90段の正参道石段は、神聖な空間への導線。両脇を覆うように立ち並ぶ樹齢数百年の杉並木が、参道を神秘的に包み込みます。石段は思ったより踏み高が緩やかで、見た目より楽に登れます。

撮影スポットとしては、下から鳥居を望む構図がおすすめ。特に日中、木漏れ日が差し込む時間帯は自然の陰影が美しく、幻想的な1枚が撮れます。なお、車椅子の方や足のご不自由な方は、宝物殿からのエレベーターや第3駐車場が利用できます。

九頭龍のご神水「龍神水」

箱根神社の境内、九頭龍神社 新宮のすぐ横にあるのが、神聖な湧き水「龍神水(りゅうじんすい)」です。龍の口から勢いよく流れる清水は、箱根山の自然が育んだ天然の恵みであり、心身浄化や開運招福のご利益があると伝えられています。

苔むした岩と、力強く並ぶ九体の龍の吐水口が印象的で、写真スポットとしても大人気。特に水の流れやしぶきが映える朝の時間帯は撮影にもぴったりです。

なお、龍神水は自由に汲むことができますが、持ち帰りは節度を持って必要な量に留めましょう。龍神水の隣には「成就水盤」もあり、九頭龍大神への誓願符(初穂料500円)を流すこともできます。
苔むした狛犬に宿る歴史の重み

箱根神社の境内にたたずむ石造りの狛犬は、長い年月を経て全身に苔をまとい、その存在感をよりいっそう増しています。苔むした姿は、この地の歴史と自然が共存してきた証といえるでしょう。

カメラを向ければ、緑の苔と石の質感、背景の社殿や木々とのコントラストが際立ち、味わい深い一枚に。歴史の流れを感じながら、この狛犬にそっと手を合わせてみてはいかがでしょうか。
九頭龍神社 新宮(くずりゅうじんじゃ しんぐう)

九頭龍神社 新宮は、箱根神社の境内に鎮座する神社で、縁結びや金運上昇、開運招福のご利益で全国から多くの参拝者が訪れる人気のパワースポットです。2000年(平成12年)に、芦ノ湖畔にある本宮・九頭龍神社から御分霊(ごぶんれい)を迎えて建立されました。

本宮は芦ノ湖の湖畔に位置し、船か徒歩(片道ゆっくり30分)で渡る必要がありますが、新宮は箱根神社のすぐ隣にあるためアクセスしやすく気軽に参拝できるのが魅力です。特に女性参拝者を中心に、恋愛成就や良縁祈願を願う人が後を絶ちません。
拝殿の天井には、迫力ある龍の天井画が描かれており、その力強さと美しさに思わず見入ってしまうほど。清らかな空気の中で静かに手を合わせると、心も自然と整う感覚が味わえます。

参拝の回り方
境内は段差が多いため、初めて訪れる方向けに歩きやすい順路をご紹介します。
手水舎で心身を清める
第四鳥居横の手水舎で手と口を清めてから参道へ。手水舎は境内に3か所あります。
正参道の石段を登る
杉並木に囲まれた90段の石段を進みます。階段のない脇参道も選べます。
本殿を参拝
御社殿で日頃の感謝と願い事を。お札所(南脇舎)で御神印もあわせて申し込めます。
九頭龍神社 新宮・龍神水へ
箱根神社のすぐ隣にある新宮を参拝し、龍神水で心身を清めます。
平和の鳥居で写真を
湖畔に立つ平和の鳥居で記念撮影。朝や夕方の時間帯が特におすすめです。
訪れた人の口コミ・声
湖上の平和の鳥居を見た瞬間、鳥肌が立ちました。朝早い時間に訪れたので人も少なく、静けさの中で参拝できました。
交通安全祈願を受けてから、なんとなく運転が丁寧になった気がします。お祓いを受けた御守を車に付けています。
友人と九頭龍神社 新宮にもお参りしました。龍の天井画が迫力満点で、良縁祈願の御守もかわいくて記念になりました。
朝9時前に到着したら駐車場もすんなり停められました。参道の石段も思ったより緩やかで、年配の親とも歩けました。
4社分の御神印を一冊にいただけるのが嬉しいです。書き置きなので待ち時間も少なく、スムーズに授かれました。
紅葉シーズンの土日に訪れたところ、駐車場が満車で少し待つことになりました。
→ 週末や紅葉シーズンの10時〜14時頃は特に混みやすい時間帯です。朝8時〜9時頃の早い時間帯や、公共交通機関の利用もおすすめです。
「箱根神社入口」バス停で降りようとしたら、日中は停車しないバス停だと知らずに慌てました。
→ 10:00〜16:00の間は「箱根神社入口」に停車しないため、「元箱根港」で下車して徒歩約10分で向かうのが確実です。
よくある質問
Q. 箱根神社の何がすごいのですか?
A. 757年創建という長い歴史と、源頼朝や徳川家康など名だたる武将が戦勝祈願に訪れた由緒があります。芦ノ湖にせり出す「平和の鳥居」の絶景や、縁結びで人気の九頭龍神社 新宮など、歴史・自然・ご利益がそろっている点が魅力です。
Q. 箱根神社は何のパワースポットですか?
A. 交通安全・開運厄除・心願成就のご利益で知られる「勝運の神様」です。境内の九頭龍神社 新宮は縁結びや金運上昇のパワースポットとしても人気があります。
Q. 箱根の三大神社はどこですか?
A. 「三大神社」という明確な公式区分は確認できませんでしたが、箱根神社では箱根神社・九頭龍神社・箱根元宮の「三社参り」がおすすめされています。3つをあわせて参拝すると、より多くのご利益を授かれるとされています。
Q. 御朱印(御神印)はどこで、いくらでいただけますか?
A. 正参道石段横の「南脇舎」で受付しています。初穂料は一社500円、御神印帳は1,500円(一社分の御神印を含む)です。受付時間は8:15〜17:00です。
Q. 駐車場はありますか?
A. 境内に駐車場があります(一方通行)。週末や紅葉シーズンの10時以降は混雑しやすいため、朝早い時間帯の来訪がおすすめです。満車の場合は「元箱根港」周辺の駐車場もあわせてご検討ください。
まとめ|箱根神社でパワーをもらえる旅へ
箱根神社は、自然の中にたたずむ神秘的な雰囲気と、歴史あるご利益の数々が融合した、心と身体をリセットできる特別な場所です。参道の杉並木を歩き、石段をのぼりながら、日常の喧騒を少しずつ手放していく感覚を味わえるのも魅力のひとつです。
御朱印(御神印)や写真映えスポットはもちろん、アクセスや駐車場情報も整っているため、初めての参拝でも安心して楽しめます。時間があれば、九頭龍神社 新宮や龍神水にも立ち寄って、さらなるパワーを感じてみてください。
参拝のあとは、同じ元箱根エリアにある箱根関所や、芦ノ湖畔の山のホテルでのアフタヌーンティーもあわせて楽しめます。日帰りでも、宿泊旅でも、箱根神社を訪れる時間はきっと心の充電時間になります。次の箱根旅では、ぜひこのパワースポットをゆっくり歩いて、五感で感じてみてください。
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