鶴岡八幡宮の酒樽完全ガイド|配置・撮影スポット・全国の銘柄紹介

鶴岡八幡宮の参道を歩いていて、思わず足を止めたのがこの光景でした。ずらりと積み上げられた、色とりどりの酒樽。全国各地の酒蔵が、神様への感謝や祈願を込めて奉納した「奉献酒樽」です。この記事では、酒樽がどこにあるのか、撮影のポイント、そして地域ごとの銘柄を、実際に歩いて見てきた順にご紹介します。

鎌倉・鶴岡八幡宮の酒樽

鶴岡八幡宮の酒樽とは

参道を彩る「奉献酒樽」

参道沿いにずらりと並ぶ酒樽(奉献酒樽)は、全国各地の酒蔵や企業が、神様への感謝と地域の繁栄、商売繁盛、五穀豊穣を祈願して奉納したものです。地元・神奈川県の酒蔵の銘柄も多く見られ、地域に根ざした信仰の証ともいえる存在。積み上げられた酒樽の量感は、鶴岡八幡宮の格式と、そこに集まる信仰の厚さを物語っているようでした。

なぜ酒樽が奉納されるのか

鎌倉・鶴岡八幡宮の酒樽

神社に酒樽を奉納する背景には、「お神酒(みき)」として日本酒を神様に捧げる古くからの習わしがあります。稲作を中心とする日本の農耕文化において、日本酒は「米の恵み=神様の恵み」の象徴とされ、神事や祭礼で重要な役割を果たしてきました。酒樽の奉納は、神様への感謝の気持ちと、これからの実り豊かな日々への祈りを込めた行為。鶴岡八幡宮に並ぶ酒樽の数々からも、地域の人々や企業の信仰心が伝わってきます。

酒樽はどこにある?配置と撮影のコツ

参道のどのあたりにある?

鎌倉・鶴岡八幡宮の酒樽

酒樽が並んでいるのは、二の鳥居から本宮へと続く参道の途中、右手側です。長い参道の中でもひときわ目を引くスポットで、鳥居や石畳、周囲の木々の緑と調和した景観が広がっています。立ち止まって銘柄をひとつひとつ眺めている参拝者や観光客も多く、神域への入り口を彩る特別な一角になっていました。

撮影するときのポイントと注意点

鎌倉・鶴岡八幡宮の酒樽

酒樽エリアは、鎌倉らしい和の風景を撮影できるスポットです。背景に鳥居や石畳、木々の緑が入るので、晴れの日はもちろん、曇りや雨の日でも趣のある一枚になります。私が試したのは、少し引いて全体を収める構図と、ズームでラベルを切り取る構図の2パターン。木漏れ日が差し込む時間帯を狙うと、より雰囲気のある写真になりました。
なお、鶴岡八幡宮の境内・参道ではドローンの使用は禁止されており、参道の真ん中や石段で長時間立ち止まっての撮影も控えるよう案内されています。個人の記念撮影は問題ありませんが、営業目的の出張撮影サービスなどは2024年秋から全面的に禁止されているそうなので、撮影の際は周囲の参拝者への配慮を忘れずに。

全国の銘酒コレクション|鶴岡八幡宮に並ぶ酒樽たち

参道で確認できた酒樽は、神奈川県を中心に全国各地からおよそ54銘柄。地域ごとに見ていきます。

地域銘柄数傾向
神奈川県10銘柄丹沢山系の水で仕込む地元の酒蔵が中心
関東地方9銘柄千葉・埼玉・東京・群馬の老舗蔵が多い
北海道・東北11銘柄寒冷地らしい辛口の銘酒、海外評価の高い蔵も
中部地方11銘柄米どころ新潟・北陸を中心に幅広い味わい
関西地方12銘柄灘・伏見の老舗銘酒が中心
九州地方1銘柄芋焼酎蔵が手がける清酒

神奈川県あしがり郷松美酉丹沢山箱根山曾我の誉時光盛升残草蓬莱いづみ橋相模灘
関東地方多満自慢嘉泉仁勇福徳長世界鷹直実金鵄秩父錦赤城山
北海道・東北地方男山南部美人浦霞高清水新政北鹿大七酔仙大山菊勇又兵衛
中部地方萬寿鏡金鶴北雪雪椿今錦七笑花の舞臥龍梅瀧嵐明鏡止水月丸
関西地方白鶴日本盛菊正宗神鷹白雪沢の鶴桜正宗浜福鶴玉乃光黄桜京姫月桂冠
九州地方八幡

神奈川県の地酒|湘南・鎌倉エリアならではの銘柄

お膝元・神奈川県からは湘南・鎌倉エリアの地酒が多数奉納されています。丹沢の水で醸す銘柄や、小田原・愛川町の蔵元など、地元の風土を感じられる酒が揃います。

あしがり郷(瀬戸酒造店|開成町)

瀬戸酒造

開成町の酒蔵で、地域の米や水にこだわった小規模ながら丁寧な酒造りが魅力です。

瀬戸酒造店 音も無く(純米吟醸酒)

瀬戸酒造店のショップ。

酒造名株式会社瀬戸酒造店
住所〒258-0028 神奈川県足柄上郡開成町金井島17
TEL0465-82-0055
公式サイト株式会社瀬戸酒造店公式サイト
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神奈川開成町の瀬戸酒造店。丹沢山からの美味しい水で作る酒

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松美酉(中沢酒造|足柄上郡)

松美酉

1825年(文政8年)創業の老舗酒蔵。丹沢山系の伏流水を使い全量手造りにこだわり、小田原藩主から賜ったという銘柄名「松美酉」は純米酒・生酒を中心に食中酒として親しまれています。

酒造名中沢酒造株式会社
住所〒258-0003 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1875
TEL0465-82-0024
公式サイト中沢酒造公式サイト

丹沢山(川西屋酒造店|山北町)

丹沢山(川西屋酒造店|山北町)酒樽

丹沢の清らかな水と伝統の技で醸される辛口の地酒。山北町で長く愛され続けている銘柄です。

酒造名合資会社 川西屋酒造店
住所〒258-0113 神奈川県足柄上郡山北町山北250
TEL0465-75-0009
公式サイト川西屋酒造店 公式サイト

箱根山(井上酒造|大井町)

箱根山酒樽

箱根の自然に囲まれた大井町の酒蔵で造られる、すっきりとした口当たりの淡麗辛口の日本酒です。

酒造名井上酒造株式会社
住所〒258-0016 神奈川県足柄上郡大井町上大井552
TEL0465-82-0325
公式サイト井上酒造公式サイト
大井町の井上酒造

曾我の誉(石井醸造|大井町)

曾我の誉酒樽

大井町の石井醸造が手がける伝統的な日本酒。すっきりとした口当たりとキレの良さが持ち味です。

酒造名石井醸造株式会社
住所〒258-0016 神奈川県足柄上郡大井町上大井954
TEL0465-82-3241
公式サイト石井醸造 公式サイト
三嶋神社御神輿 井上酒造前御着の儀

三嶋神社の御神輿が、大井町の井上酒造前にて御着した際の一枚。祭りの担ぎ手だけが口にできる、市場には流通しない「蔵出しの生酒」がふるまわれるそうです。

時光(熊澤酒造|茅ヶ崎市)

時光酒樽
酒造名熊澤酒造株式会社
住所〒253-0082 神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7
TEL0467-52-6118
公式サイト熊澤酒造 公式サイト

盛升(黄金井酒造|厚木市)

盛升酒樽

厚木市の自然豊かな環境で醸される「盛升」は、米の旨味を感じるやわらかな味わいが特徴です。

酒造名黄金井酒造株式会社
住所〒243-0121 神奈川県厚木市七沢769
TEL046-248-0124
公式サイト黄金井酒造公式サイト

残草蓬莱(大矢孝酒造|愛川町)

残草蓬莱酒樽

愛川町の蔵元が造る、酸味と旨味のバランスが良い個性派の地酒。食中酒としてもおすすめです。

酒造名大矢孝酒造株式会社
住所〒243-0306 神奈川県愛甲郡愛川町田代521
TEL046-281-0028
公式サイト大矢孝酒造公式サイト

いづみ橋(泉橋酒造|海老名市)

「酒造りは米作りから」を信条に、海老名で米作りから手がける栽培醸造蔵。純米酒のみを製造しています。

酒造名泉橋酒造株式会社
住所〒243-0435 神奈川県海老名市下今泉5-5-1
TEL046-231-1338
公式サイト泉橋酒造株式会社公式サイト

相模灘(久保田酒造|相模原市)

丹沢山系の伏流水を使い、米の旨味をしっかり感じられる日本酒を造る久保田酒造の代表銘柄です。

酒造名久保田酒造株式会社
住所〒252-0153 神奈川県相模原市緑区根小屋702
TEL042-784-0045
公式サイト久保田酒造公式サイト

関東地方の銘酒|東京・千葉・埼玉・群馬からの奉納酒

関東地方からは、江戸文化を感じさせる東京の銘酒、千葉・埼玉・群馬の老舗蔵が奉納されています。

多満自慢(石川酒造|東京都福生市)

多満自慢(石川酒造|東京都福生市)の酒樽

1863年創業。敷地内の地下150mから汲み上げる自家水と、伝統の寒造りで仕込む多摩の銘酒です。▶ 石川酒造 公式サイト

嘉泉(田村酒造場|東京都福生市)

嘉泉(田村酒造場|東京都福生市)酒樽

1822年(文政5年)創業、東京でも有数の歴史を誇る蔵。芳醇な香りと深い味わいが特徴です。▶ 田村酒造場 公式サイト

仁勇(鍋店|千葉県香取市)

仁勇酒樽

1689年(元禄2年)創業、千葉県でも屈指の歴史を持つ蔵元。すっきりとした辛口で食事との相性も良い酒です。▶ 鍋店 公式サイト

福徳長(福徳長酒類|千葉県松戸市)

灘・御影で寛政年間に生まれたとされる銘柄で、「徳と福が満ちれば長寿にきわまりなし」という中国の故事に由来する名だそうです。▶ 福徳長酒類 公式サイト

世界鷹(世界鷹小山家酒造|埼玉県上尾市)

世界鷹酒樽

全国6つの蔵からなるグループの中核蔵で、各蔵の個性ある造りをあえて統一しない方針が特徴です。▶ 世界鷹小山家酒造 公式サイト

直実(権田酒造|埼玉県深谷市)

直実酒樽

1850年ごろ創業。銘柄名は、この地にゆかりのある平安末期〜鎌倉期の武将・熊谷直実に由来します。▶ 権田酒造 公式サイト

金鵄(東亜酒造|埼玉県羽生市)

金鵄(東亜酒造|埼玉県羽生市)酒樽

ルーツは1625年、秩父で創業。1941年に羽生へ移転した歴史を持つ蔵です。▶ 東亜酒造 公式サイト

秩父錦(矢尾本店|埼玉県秩父市)

秩父錦酒樽

1749年創業。全国新酒鑑評会で7年連続金賞を受賞したこともある実力派の秩父の蔵です。▶ 矢尾本店 公式サイト

赤城山(近藤酒造|群馬県前橋市)

赤城山酒樽

1875年創業。赤城山の伏流水を使い、「辛口一筋」を掲げてすっきりとした後味の酒を造り続けています。▶ 近藤酒造 公式サイト

北海道・東北地方の銘酒|寒冷地が育む淡麗辛口の名酒

寒冷な気候と豊かな水資源に恵まれた北海道・東北地方。淡麗辛口の銘柄が多く、海外でも評価の高い蔵が目立ちます。

男山(男山株式会社|北海道旭川市)

男山酒樽

1977年、日本酒として初めてモンドセレクションで金賞を受賞し、以来40年以上受賞を続けている実力派です。▶ 男山株式会社 公式サイト

南部美人(南部美人|岩手県二戸市)

南部美人酒樽

2017年、International Wine Challengeのサケ部門で、1,245点の中から世界一「チャンピオン・サケ」に選ばれた岩手の銘酒です。▶ 南部美人 公式サイト

浦霞(佐浦|宮城県塩竈市)

浦霞(株式会社佐浦|宮城県塩竈市)の酒樽

1724年創業。鹽竈神社の御用酒としての歴史を持ち、酵母「協会12号」発祥の蔵としても知られています。▶ 佐浦 公式サイト

高清水(秋田酒類製造|秋田県秋田市)

高清水酒樽

秋田県産米と奥羽山系の地下水を使い、山内杜氏の伝統技術で醸される秋田を代表する銘柄です。▶ 秋田酒類製造 公式サイト

新政(新政酒造|秋田県秋田市)

新政酒樽

1852年創業。蔵内で発見された酵母「きょうかい6号」を用い、純米・生酛/山廃系の伝統製法にこだわる蔵として知られています。▶ 新政酒造 公式サイト

北鹿(北鹿|秋田県大館市)

北鹿(株式会社北鹿|秋田県大館市)酒樽

1944年、旧北秋田・鹿角地域の21社8工場が統合して発足した蔵です。▶ 北鹿 公式サイト

大七(大七酒造|福島県二本松市)

大七酒樽

1752年創業。手間のかかる伝統製法「生酛造り」を全量で貫く、深いコクと芳醇な旨味が持ち味の蔵です。▶ 大七酒造 公式サイト

酔仙(酔仙酒造|岩手県大船渡市)

酔仙酒樽

1945年創業。東日本大震災で陸前高田の旧蔵を失いましたが、2012年に大船渡で新たな蔵を再建しました。▶ 酔仙酒造 公式サイト

大山(加藤嘉八郎酒造|山形県鶴岡市)

大山酒樽

1872年創業。かつて「東の灘」とも呼ばれた酒どころ・鶴岡市大山地区で、芳醇な香りの酒を醸しています。▶ 加藤嘉八郎酒造 公式サイト

菊勇(菊勇|山形県酒田市)

菊勇(菊勇株式会社|山形県酒田市)酒樽

1897年創業の蔵を源流に、1973年に3社4蔵が合併して誕生。旨味と酸味のバランスの良さが持ち味です。▶ 菊勇 公式サイト

又兵衛(四家酒造店|福島県いわき市)

又兵衛酒樽

1845年(弘化2年)創業。初代・又兵衛が、お酒を愛するあまり自分で酒を造り始めたのが蔵の始まりだそうです。全国新酒鑑評会で金賞受賞歴もある、いわきで長く親しまれている銘柄です。▶ 四家酒造店 公式サイト

中部地方の銘酒|米どころ新潟・北陸をはじめとする多彩な味わい

中部地方からは、淡麗辛口で知られる新潟を中心に、個性豊かな銘柄が数多く奉納されています。

萬寿鏡(マスカガミ|新潟県加茂市)

萬寿鏡酒樽

1892年創業。銘柄名は万葉集の和歌に由来するそうで、新潟らしい淡麗辛口にこだわった食中酒です。▶ マスカガミ 公式サイト

金鶴(加藤酒造店|新潟県佐渡市)

1915年創業。佐渡の金山にちなむ「金」と、鴻銀山にちなむ「鶴」を組み合わせた銘柄名だそうです。▶ 加藤酒造店 公式サイト

北雪(北雪酒造|新潟県佐渡市)

北雪酒樽

1872年創業。世界各地のNOBUレストラン約50店舗で提供されているという、佐渡の清らかな水が生む銘酒です。▶ 北雪酒造 公式サイト

雪椿(雪椿酒造|新潟県加茂市)

雪椿酒樽

1806年創業。2011年から純米蔵に転換し、2024年のInternational Sake Challengeでは純米大吟醸部門で金賞を受賞しています。▶ 雪椿酒造 公式サイト

今錦(米澤酒造|長野県中川村)

今錦酒樽

1907年創業。今も伝統の「槽(ふね)」搾りにこだわり、南信州の米と水でやわらかな純米酒を仕込んでいます。▶ 米澤酒造 公式サイト

七笑(七笑酒造|長野県木曽町)

七笑(七笑酒造株式会社|長野県木曽町)の酒樽

1892年創業。130年以上、木曽の寒冷な気候と清らかな水で酒を醸し続けています。▶ 七笑酒造 公式サイト

花の舞(花の舞酒造|静岡県浜松市)

1864年創業。静岡県産の山田錦を100%使用した吟醸酒が看板で、やわらかな甘みと香りが特徴です。▶ 花の舞酒造 公式サイト

臥龍梅(三和酒造|静岡県静岡市)

臥龍梅酒樽

蔵の歴史は1686年までさかのぼりますが、「臥龍梅」というブランド自体は2002年に誕生。南部杜氏が600kg〜1.3tという小仕込みで醸すフルーティーな酒です。▶ 三和酒造 公式サイト

瀧嵐(富士高砂酒造|静岡県富士宮市)

1830年ごろ創業。富士山の伏流水と能登杜氏の山廃仕込みで、キレの良い辛口に仕上げています。▶ 富士高砂酒造 公式サイト

明鏡止水(大澤酒造|長野県佐久市)

明鏡止水の酒樽

蔵の創業は1689年。「明鏡止水」のブランドは14代目当主が生み出したもので、生産量の少なさから「信州の幻の酒」とも呼ばれています。▶ 大澤酒造 公式サイト

月丸(西岡河村酒造|福井県福井市)

1869年創業。東京・八王子の河村酒造と、福井の西岡酒造という2つの蔵が、両家の結婚を機にひとつになったという珍しい成り立ちの蔵です。酒米「五百万石」「天津神力」の産地・清水地区の水で、月のように丸く清らかな味を目指した「月丸」を醸しています。▶ 西岡河村酒造 公式サイト

関西地方の銘酒|酒どころ灘・伏見を中心とした伝統の味

関西地方からは、灘・伏見を中心とする歴史ある銘酒が多数奉納されています。日本酒の伝統を感じられる老舗が揃いました。

白鶴(白鶴酒造|兵庫県神戸市)

1743年創業、灘を代表する蔵のひとつで、日本有数の生産量を誇ります。▶ 白鶴酒造 公式サイト

日本盛(日本盛|兵庫県西宮市)

1889年、灘五郷のひとつ西宮郷で創業。すっきりとした辛口で、全国的に親しまれています。▶ 日本盛 公式サイト

菊正宗(菊正宗酒造|兵庫県神戸市)

菊正宗酒樽

1659年創業。記念館には灘の酒造用具にまつわる国指定重要有形民俗文化財も収蔵する、灘を代表する老舗です。▶ 菊正宗酒造 公式サイト

神鷹(江井ヶ嶋酒造|兵庫県明石市)

神鷹

1679年創業。清酒に加えて焼酎・ワイン・ウイスキー(「あかし」ブランド)まで手がける総合酒造メーカーです。▶ 江井ヶ嶋酒造 公式サイト

白雪(小西酒造|兵庫県伊丹市)

白雪

「清酒発祥の地」ともいわれる伊丹の蔵で、記録に残る中でも最古級とされる清酒銘柄。2025年に創業475年を迎えました。▶ 小西酒造 公式サイト

沢の鶴(沢の鶴|兵庫県神戸市)

沢の鶴

江戸期に創業し1919年法人化。「米だけの酒」を理念に掲げ、米の旨味を引き出した優しい味わいが持ち味です。▶ 沢の鶴 公式サイト

桜正宗(桜正宗|兵庫県神戸市)

桜正宗酒樽

1717年に魚崎へ移転。名水「宮水」を発見した蔵として知られ、酵母「協会1号」発祥の地でもあります。▶ 桜正宗 公式サイト

浜福鶴(浜福鶴吟醸工房|兵庫県神戸市)

吟醸酒に特化した蔵で、ガラス越しに醪(もろみ)の発酵の様子を見学できる、体験型の酒蔵です。▶ 浜福鶴吟醸工房 公式サイト

玉乃光(玉乃光酒造|京都府京都市)

玉乃光酒樽

1673年、伏見で創業。純米吟醸・純米大吟醸のみを醸す、醸造アルコールを一切使わない蔵です。▶ 玉乃光酒造 公式サイト

黄桜(黄桜|京都府京都市)

黄桜酒樽

1925年創業、2025年に100周年を迎えた伏見の蔵。やわらかな香りとマイルドな口当たりで親しまれています。▶ 黄桜 公式サイト

京姫(京姫酒造|京都府京都市)

京姫酒樽

1918年創業(現社名は1997年より)。大吟醸・純米吟醸を中心とし、看板商品は「大吟醸 匠」です。▶ 京姫酒造 公式サイト

月桂冠(月桂冠|京都府京都市)

月桂冠酒樽

1637年創業、伏見最古の蔵のひとつ。明治期には日本初の酒造研究機関を設立するなど、技術革新をリードしてきました。▶ 月桂冠 公式サイト

九州地方の銘酒|芋焼酎蔵が手がけていた清酒

八幡(高良酒造|鹿児島県南九州市)

八幡酒樽

1907年創業、芋焼酎を主とする鹿児島の蔵が手がけていた清酒で、伝統の甕壺(かめつぼ)仕込みが特徴だったそうです。調べたところ、現在は廃業されているとのことでした。全国の中でも数少ない九州からの奉納で、今となっては貴重な一本です。

明治神宮の酒樽と比べてみよう

明治神宮の酒樽/Sake barrels at Meiji Shrine

鶴岡八幡宮の奉納酒樽は、地元・神奈川県の酒蔵が中心で、地域とのつながりを感じられるラインナップです。一方、東京の明治神宮では、全国の銘酒に加えて海外のワイン樽も並ぶなど、より大規模で国際色豊かな展示が広がっています。

明治神宮のワイン樽/Wine barrels at Meiji Shrine

配置にも違いがあり、明治神宮では酒樽が一列にずらりと整然と並ぶのに対し、鶴岡八幡宮では参道の途中に積み重ねられるように配置されていて、より「日本らしい」景観を楽しめるのが魅力だと感じました。明治神宮の奉納酒樽についても詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。

LINK明治神宮の酒樽は何個?銘柄一覧と奉納の意味を徹底解説
明治神宮の酒樽は何個?銘柄一覧と奉納の意味を徹底解説

明治神宮の酒樽は鶴岡八幡宮の3~4倍のスケールです。こちらも是非チェックしてみてください。

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よくある質問

Q. 鶴岡八幡宮にはなぜ酒樽があるのですか?

A. 全国の酒蔵や企業が、神様への感謝と地域の繁栄・商売繁盛・五穀豊穣を祈願して奉納した「奉献酒樽」です。日本酒を神様に捧げる「お神酒」の伝統に基づくもので、神社と酒造文化の深いつながりを表しています。

Q. 酒樽はどこにありますか?

A. 二の鳥居から本宮へと続く参道の途中、右手側に並んでいます。長い参道の中でも見つけやすいスポットです。

Q. 酒樽は何個ありますか?

A. この記事で確認できただけでも、神奈川県を中心に全国からおよそ54銘柄の酒樽が並んでいました。奉納数は年によって入れ替わることもあるようです。

Q. 鶴岡八幡宮で禁止されていることは何ですか?

A. 境内・参道でのドローン使用は禁止されています。また、参道の真ん中や石段で長時間立ち止まっての撮影、境内での飲食・休憩なども控えるよう案内されています。営業目的の出張撮影サービスも、2024年秋から全面的に禁止されているそうです。

Q. 鶴岡八幡宮で殺された人は誰ですか?

A. 1219年、3代将軍・源実朝が大石段付近で甥の公暁に討たれたと伝えられています。境内の大石段や大銀杏は、この事件ゆかりの場所として知られています。詳しくは鶴岡八幡宮の記事でもご紹介しています。

Q. 鶴岡八幡宮の舞殿とは何ですか?

A. 参道の中央にある建物で、源義経の愛妾・静御前が頼朝の前で舞を舞ったという伝説の舞台として知られています。今も結婚式などが執り行われることがあります。

まとめ・鶴岡八幡宮の酒樽

鶴岡八幡宮の参道に並ぶ奉納酒樽は、神奈川の地酒をはじめ、全国各地の銘酒が一堂に会する特別な空間でした。神様への感謝や祈願が込められた酒樽は、鎌倉ならではの風景として、歩くたびに新しい発見を与えてくれます。写真を撮るも良し、銘柄を眺めて味を想像するも良し。鎌倉散策の際は、ぜひこの酒樽の前で足を止めてみてください。明治神宮の酒樽ともあわせて、奥深い日本酒の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

KAMAKURA GUIDE鎌倉・江ノ島さんぽガイド|寺社から駅、グルメまで

鎌倉・江の島エリアで実際に歩いて撮影した記事をテーマ別にまとめました。鶴岡八幡宮や長谷寺などの寺社めぐり、江ノ電の駅ごとの見どころ、乗車券や車両の楽しみ方、商店街・グルメまで、鎌倉さんぽの参考にしてください。

鎌倉の寺社・御朱印めぐり
商店街・グルメ
江ノ電駅の紹介

藤沢方面から鎌倉方面へ、江ノ電の駅番号順(EN06〜EN15)に並んでいます。

江ノ電・乗車券ガイド