
ファンタジースプリングスホテルに泊まったら、部屋タイプによっては窓の外にパークが見えないこともあります。でも、それだけで諦めるのはもったいないと思っています。ファンタジーシャトーの中には、宿泊者だけが立ち入れる中庭「ローズコート」があるからです。
名前の通りバラが植えられた庭園の奥には、ディズニー映画『美女と野獣』のキャラクターが岩で表現された魔法の泉が佇んでいます。パーク内には存在しない、ホテル宿泊者だけのための特別な景色です。

岩と花壇が調和した庭園風景。バラの彩りが庭にやわらかなアクセントを添えています。
今回わたしが泊まったのは「ベイエリアサイド」のお部屋だったので、残念ながら客室からローズコートを眺めることはできませんでした(ベイエリアサイドの客室はこちら)。それでも、チェックイン後に少し時間を作って実際に歩いてきたので、この記事ではその様子を写真とともにご紹介します。
目次(Table of Contents)
ローズコートとは?美女と野獣がモチーフの中庭
ローズコートは、ファンタジースプリングスホテルの2棟のうち「ファンタジーシャトー」側にある中庭です。ラグジュアリータイプの「グランドシャトー」ではなく、デラックスタイプのファンタジーシャトーに宿泊した場合に立ち寄れるスポットになります。
シャトー
限定
野獣
アップ
- ファンタジーシャトー宿泊者のみが立ち入れる、パーク内には存在しない特別な庭
- 名前の通り、庭のあちこちにバラが植えられている
- 奥には『美女と野獣』のキャラクターが岩で表現された魔法の泉がある
- 日が暮れるとライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気になる
ローズコートへの行き方・客室からの眺め

▲ 出典:ファンタジースプリングスホテル
ローズコートへは、ファンタジーシャトーのレセプションがある3階から外に出て向かいます。館内の装飾に沿って進んでいくと、自然とローズコートの入口にたどり着く動線になっていました。天気が悪い日でも、ホテルロビーの窓越しにローズコートの雰囲気を眺めることができます。

客室からローズコートを望みたい場合は、「ローズコートサイド」という客室タイプを選ぶ必要があります。中庭をコの字型に囲むように配置されているため、アサインされる部屋の位置によって魔法の泉が正面に見えたり、逆に庭の裏側になったりと、見え方に差があるようです。今回わたしが宿泊したのは景色の異なる「ベイエリアサイド スーペリア・アルコーヴルーム」だったため、部屋からローズコートを眺めることはできませんでした。客室の詳しい様子は、ベイエリアサイドの客室レポート記事でご紹介しています。
バラが咲くS字カーブの小道を歩く
ローズコートに足を踏み入れると、まず出迎えてくれるのがゆるやかにカーブした小道です。まっすぐ突っ切るのではなく、S字を描くように配置されているので、歩くたびに違う角度から庭を楽しめるようになっていました。

石畳の小道と手入れされた生垣が続く、静かな散策コースです。

曲がりくねった小道の両脇に花が咲き、歩くたびに違う景色が楽しめます。
小道の脇に植えられたバラは、時期によって咲き方が変わります。わたしが訪れたときは満開とまではいきませんでしたが、それでも赤やピンクの花が緑の中でしっかりと存在感を放っていました。

ピンクのバラが並ぶ小道を、宿泊者がゆっくりと散策しています。

ローズコートの名の通り、鮮やかな赤いバラが庭のあちこちで咲き誇っています。

赤く色づいた植栽の脇を、宿泊者がゆったりと歩いていく散策路の風景です。
訪れたのが秋だったこともあり、バラだけでなく紅葉した木々も混ざっていて、季節感のある庭の表情を楽しめました。
少し高い場所から庭園全体を見渡す
小道を進んでいくと、庭園全体を見渡せる少し高くなったポイントがあります。ここまで来ると、手前にローズコートの緑、奥にファンタジーシャトーの塔がそびえる構図が一望できました。


複数の塔がそびえるホテルの外観と、手前に広がる緑豊かな庭園。
庭の一角には、ひと休みできそうなガゼボ風の小さな建物もありました。用途までは確認できませんでしたが、散策の合間に立ち寄りたくなる可愛らしい佇まいです。

庭園の一角に佇む可愛らしい建物。ひと休みするのにちょうど良い雰囲気です。
美女と野獣が岩で表現された魔法の泉
ローズコートの一番の見どころは、なんといっても小道の先にある「魔法の泉」です。ファンタジースプリングスホテル全体のストーリーである「精霊の住む魔法の泉」がここでも表現されていて、岩の中からベルと野獣の姿が浮かび上がるように彫刻されています。

岩の中からそっと現れる野獣の顔。緑に囲まれた泉の中心的な存在です。

岩肌を伝う水の音が響く、緑豊かな泉のワンシーン。
ベルと野獣が手にしているのは、物語の中でも象徴的な「魔法のバラ」。すぐそばの岩の隙間には、ガラスドームに包まれたバラのオブジェも隠れていて、細部まで作り込まれていることに驚きました。

岩の隙間にひっそりと佇むガラスドーム。中に納められているのは、物語を象徴する一輪のバラです。

力強い表情で刻まれた野獣の姿。物語の世界観をそのまま感じられる彫刻です。

ベルと野獣が寄り添う姿が岩肌に表現された、物語を象徴するシーンです。

この美女と野獣のロックワークは、パーク内のどこにも存在しない、ファンタジースプリングスホテル宿泊者だけの特典です。日が暮れるとライトアップされ、昼間とはまったく違う神秘的な表情を見せてくれるそうなので、滞在中は昼と夜、両方の時間帯に足を運んでみるのがおすすめです。
ローズコートから望むファンタジースプリングスホテルの表情
ロックワークだけでなく、ローズコート越しに見えるホテルの建物そのものも見どころのひとつです。装飾の細かい時計台や、アーチの奥に佇む外観など、庭を歩きながら何度もカメラを構えてしまいました。

装飾が施された時計台を見上げる角度で撮影。ヨーロッパの街並みを思わせる佇まいです。

アーチの向こうに浮かび上がるホテルの外観。額縁のような構図が印象的です。
ローズコートから見えるファンタジースプリングスエリアの景色
庭を奥まで進む道すがら、木々の隙間からファンタジースプリングスエリアの塔が見える瞬間もありました。パーク内を散策しているときとはまた違う、少し離れた場所から眺める新エリアの姿です。

木々の合間に見えるお城のような塔と色づいた紅葉。ローズコートならではの絵になる一枚です。
宿泊者だけが立ち寄れる中庭から、パークのシンボルをそっと覗き見できる。この「特別感」こそ、ローズコートを歩く一番の魅力だと感じました。
口コミ・宿泊者の声
パーク内では見られない美女と野獣のロックワークに感動しました。宿泊者限定というのがまた特別感があって良かったです。
夕食後にもう一度訪れたら、昼間と全く違う幻想的な雰囲気に変わっていて驚きました。1日で2回楽しめるのが贅沢です。
バラが咲く小道での写真がとても綺麗に撮れました。魔法の泉の前でも記念撮影する人が多く、人気スポットなのだと感じました。
子どもが美女と野獣が好きなので、岩から顔を出す野獣を見つけて大喜びでした。宿泊してよかったと思える体験のひとつです。
ローズコートサイドの部屋に宿泊できて、窓から中庭を眺めながら過ごせました。実際に歩いてみると、部屋から見る景色ともまた違う魅力がありました。
庭が行き止まりになっていて、一周してぐるっと散策することはできませんでした。
▶ 補足:ローズコートは通り抜けができない、行き止まり型の庭になっています。奥の魔法の泉まで進んだら、来た道を戻る形になる点だけ知っておくと安心です。
写真映えするスポットなので、時間帯によっては魔法の泉の前で順番待ちのような状態になっていました。
▶ 補足:チェックイン直後の午後早い時間や、夕食前の時間帯は比較的空いている印象でした。じっくり写真を撮りたい方は、その時間帯を狙ってみてください。
ローズコートの基本情報
| 所在 | ファンタジースプリングスホテル ファンタジーシャトー(3階レセプション付近から) |
| 利用対象 | ファンタジースプリングスホテル宿泊者限定 |
| モチーフ | ディズニー映画『美女と野獣』 |
| 見どころ | 美女と野獣が岩で表現された魔法の泉、バラの庭園 |
| 開放時間の目安 | 公式サイトに明記なし。しんの体験ではおおむね早朝〜夜23時頃まで散策可能でした(時期・運営状況により変動する可能性があります) |
| ライトアップ | 日没後〜夜間、庭園内の照明が点灯 |
| 通り抜け | 不可(行き止まり型の小道) |
| 客室から眺めたい場合 | 「ローズコートサイド」の客室タイプを選択 |
開放時間やライトアップの詳細は公式サイトに明確な記載がなく、しんが実際に宿泊した際の体験に基づく目安です。最新情報は、チェックイン時にキャストの方へ確認するのが確実です。
まとめ
ローズコートは、決して広い庭ではありませんが、ファンタジースプリングスホテルに泊まった人だけが味わえる特別な時間が詰まった場所でした。バラの小道を歩き、美女と野獣の魔法の泉に出会い、庭越しにホテルとファンタジースプリングスエリアを眺める。この一連の散策そのものが、宿泊の思い出をより濃くしてくれると感じます。
- ファンタジーシャトー宿泊者限定、パーク内にはない特別なロックワーク
- バラが咲くS字の小道と、庭園全体を見渡せる高台ポイントあり
- 昼と夜で表情が変わるので、時間を変えて2回訪れるのがおすすめ
- 客室から眺めたいなら「ローズコートサイド」の予約を検討
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