
浅草寺と六区興行街を結ぶ「浅草西参道商店街」は、江戸町風のアーケードと木道が醸し出す昭和レトロな雰囲気が魅力の商店街です。食べ歩きグルメや伝統的な和装品のショップ、体験型のお店が集まるこの通りは、観光客はもちろん地元の人々にも親しまれています。

この記事では、浅草西参道商店街の特徴やアクセス情報、人気グルメスポット、訪れるべきショップをご紹介します。仲見世通りとはひと味違う、落ち着いた浅草散策の参考にしてみてください。
浅草西参道商店街について
特徴
浅草西参道商店街は、浅草寺と六区興行街を結ぶ個性的なアーケード商店街で、観光の途中に立ち寄りたいスポットです。江戸町風のアーケードと木道で舗装された通りは、レトロな雰囲気が漂い、まるで昭和時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。

高級踊り衣装や日本刀を扱う老舗から、金魚すくいや食べ歩きグルメを楽しめる店舗まで、多彩なお店が並んでいます。賑やかな浅草寺メインストリートの仲見世通りとは異なり、落ち着いた雰囲気の中で観光を楽しめるのも魅力です。観音様参りの帰りに訪れてみてください。
「西参道」の読み方と由来

「西参道(にしさんどう)」という名前は、浅草寺の西側に位置し、参拝者を迎える道として機能していることに由来します。かつては参拝者の生活を支える商店が多かった通りですが、近年は観光客向けのショップや新しい店舗が増え、モダンとレトロが融合した雰囲気を楽しめるスポットへと進化しています。
基本情報とアクセス
| 住所 | 〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目7-13 |
| 公式サイト | 浅草西参道商店街 |
- 東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩約8分
- 都営浅草線「浅草駅」から徒歩約8分
- つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩約3分
食べ歩きの前に、ルールを確認
■ 注意・気になる情報
浅草寺周辺エリアでは、仲見世通りと同様に「歩きながら食べる」行為は控えるのがマナーとされています。西参道商店街も観光客で混み合う通りのため、購入したグルメは店先のイートインスペースなど、指定の場所で立ち止まって味わうようにしましょう。
浅草西参道商店街で味わいたいグルメ
浅草西参道商店街は、個性的な食べ歩きグルメが集まるスポットです。商店街を歩きながら、お気に入りの一品を見つけてみてください。
浅草花月堂 本店:元祖ジャンボめろんぱん

浅草花月堂は、創業昭和20年(1945年)の歴史を誇る老舗ベーカリーで、浅草観光の定番スポットです。

看板メニューの「ジャンボめろんぱん」は1日約3,000個売れる大人気商品。外はサクサク、中はふんわりとした食感が特徴で、価格は1個250円〜と、浅草散策のお財布にもやさしい一品です。

焼き立てメロンパンの甘い香りが漂い、つい足を止めてしまうほどの人気ぶり。

週末は行列ができることも多いため、確実に味わいたい方は午前中の来店がおすすめです(完売次第閉店)。
浅草製作所:日本一薄い天ぷらチップス
「浅草製作所」は、天ぷらを特注の超圧プレス機で薄くプレスした新感覚グルメ「天ぷらチップス」の専門店です。2021年3月にオープンし、テレビ番組でも度々紹介される人気店で、休日は行列ができることも珍しくありません。
看板の「えび天チップス」(600円)のほか、「かき揚げ天チップス」(500円)、スイーツ系の「大福チップス」(600円)などがあり、注文後に目の前でプレスして提供してくれるのも見どころのひとつです。片手で食べられるサイズなので、食べ歩きグルメとしても人気があります。
ふくちゃん:牛すじ煮込み

「ふくちゃん」は、地元の人々や観光客に愛される惣菜店で、特に名物の「牛すじ煮込み」が評判の一品です。じっくりと煮込まれた牛すじは口の中でホロホロと崩れる柔らかさが魅力で、濃厚な味付けながらも脂っこさがなく、後を引く美味しさです。
この牛すじ煮込みを使ったお弁当も販売されており、持ち帰り用にもぴったり。揚げたてのメンチカツやコロッケなど、手軽に食べられる惣菜メニューも豊富です。
わらび餅 もとこ

「わらび餅 もとこ 浅草店」は、絶品わらび餅で訪れる人々を魅了する和スイーツの専門店です。自家製のわらび餅は、もちもちとした食感と口の中でとろけるようななめらかさが特徴。きな粉や黒蜜がたっぷりかけられ、素朴ながらも上品な味わいが楽しめます。
東京カレーパン
「東京カレーパン」は、揚げたてのカレーパンが堪能できる話題のお店です。カリッとした衣の中に詰まったスパイスの効いたカレーは、一度食べたら忘れられない美味しさ。店頭で揚げたてを提供しているため、いつも香ばしい香りが漂っています。

看板メニューのカレーパンはもちろん、オリジナルのクラフトコーラ「イヨシコーラ」との組み合わせも人気です。

浅草西参道商店街のショップ&体験

和装小物や踊り衣装、舞台用小道具など、浅草らしい伝統文化に触れることができる店舗が充実。射的場や工芸品店といったユニークな体験ができるスポットもあり、大人から子どもまで楽しめる商店街です。
丸〆:浅草発祥「招き猫」のルーツをたどるブランド
「丸〆(まるしめ)」は、西参道沿いにギャラリーと工房を構える浅草発の招き猫ブランドです。江戸末期に浅草寺境内の屋台で売られて大流行したと伝わる、招き猫のルーツ「丸〆猫(まるしめのねこ)」を現代的に作品化しています。
一般的な正面向きの招き猫と違い、江戸の「粋」を体現した横座りの姿勢が最大の特徴。背中には「金銭や福徳を丸く勢〆る(せしめる)」という縁起が込められた丸〆の印が刻まれています。日本の伝統色をまとったモデルから季節限定色まで揃い、旅の記念や開運アイテムとして人気です。
浅草富士屋:和装小物が揃う

浅草富士屋は、浴衣や甚平、作務衣などの和装を中心に、季節やシーンに合った和小物を豊富に取り揃えるお店です。特に注目したいのは、店内に並ぶさまざまなデザインの下駄や雪駄。

鮮やかな花柄や落ち着いた和風のデザインなど、幅広い選択肢からお気に入りを見つけることができます。和装初心者でも安心の着付けサポートがあり、購入した浴衣や着物をその場で着付けてもらえる場合もあります。

詳しくは公式サイトをご覧ください:富士屋公式サイト
やまだ 踊り衣装・和装専門店
「やまだ 踊り衣装」は、日本全国から仕入れた踊り衣装や和装品を取り扱う専門店です。各地の祭り柄や地域特有のデザインを取り入れた衣装が揃っており、踊りを楽しむ方はもちろん、祭り好きな方にとっても魅力的なスポットです。

踊り衣装だけでなく、着物や帯、小物などの和装品も豊富に取り揃えており、日常使いから特別な舞台まで幅広いシーンで活躍する商品が見つかります。
すずや:芸能と舞台を支える小道具専門店
「すずや」は、創業70年の歴史を持つ小道具専門店です。日舞、新舞踊、大衆演劇など、幅広いジャンルの役者たちが頻繁に訪れることで知られる、独特な存在感を持つお店です。

店内には舞台や演劇に欠かせない小道具が豊富に揃い、その品揃えとクオリティは多くのプロフェッショナルから信頼を集めています。「小道具のことなら何でも相談できる店」として評判で、初心者からプロの舞台関係者まで幅広い利用者に愛されています。

藤衣:和の魅力に触れるセレクトショップ
「藤衣(ふじごろも)」は、日本の伝統美を感じさせる和テイストの衣類や小物が揃うセレクトショップです。季節に合わせた浴衣や羽織、日常使いできる和風デザインの服など、訪れる人を惹きつけるアイテムが並んでいます。

職人の手仕事が光る商品は高品質で特別感があり、自分用はもちろんお土産としても喜ばれます。伝統的なデザインと現代のセンスが融合したユニークな品揃えは、海外の観光客にも人気です。

花月堂・浅草射的場
浅草射的場は、昭和レトロな雰囲気が漂う遊び場で、観光客や地元の人々に親しまれています。的を当てるとお菓子やおもちゃなどの景品をゲットできる仕組みで、家族や友人同士で盛り上がれます。

特に海外の観光客からは「日本ならではのレトロ体験」として人気を集めています。ルールはシンプルなので、初めての方でも気軽に挑戦できます。

| 店名 | 花月堂・浅草射的場 |
| 料金 | 射的(490円 7発) |
| 営業時間 | 11:00〜16:30 |
| 定休日 | なし |
| 電話番号 | 03-3847-5251 |
※風営法第四号により18歳未満の方は入店できません。
西参道商店街のイベント
浅草西参道商店街では、年間を通じて多彩なイベントが開催されています。
| イベント名 | 概要 |
|---|---|
| 弘前ねぷた浅草まつり | 例年11月頃に開催される、青森県弘前市の伝統行事「ねぷた祭り」を再現したイベント。迫力あるねぷたの巡行が浅草の街を彩ります。 |
| 秋田竿燈浅草まつり | 秋田市の伝統行事「竿燈まつり」を浅草で体験できるイベント。巨大な竿燈が商店街を練り歩く光景が楽しめます。 |
| 浅草こども歌舞伎まつり | 子どもたちによる歌舞伎公演が行われるイベント。伝統芸能を次世代に伝える貴重な機会として、多くの観客が訪れます。 |
開催日程は年によって変わるため、最新情報は浅草西参道商店街の公式サイトでご確認ください。
西参道商店街を訪れた人の声
仲見世通りより人が少なく、昭和レトロな雰囲気をゆっくり楽しめました。写真も撮りやすかったです。
天ぷらチップスが想像以上に美味しくて驚きました。目の前でプレスする様子も面白かったです。
丸〆の招き猫が可愛くて、旅の記念に一体購入しました。江戸時代からの由来を知ると愛着が湧きます。
射的場で子どもが夢中になっていました。景品も充実していて良い思い出になりました。
浅草寺から歩いてすぐで、参拝の帰りに自然に立ち寄れました。
花月堂のメロンパンを目当てに何度も訪れています。午前中なら並ばずに買えることが多いです。
夕方に訪れたらジャンボめろんぱんが売り切れていました。→ 完売次第閉店のため、確実に食べたい方は午前中の来店がおすすめです。
仲見世通りに比べて入口が目立たず、最初は通り過ぎてしまいました。→ 浅草寺本堂から西側、六区興行街方面に向かうとアーチ状の入口が見えてきます。
よくある質問
Q. 西参道とは何と読みますか?
A. 「にしさんどう」と読みます。浅草寺の西側に位置し、参拝者を迎える参道であることが名前の由来です。
Q. 浅草西参道商店街で食べ歩きできるものは?
A. 花月堂のジャンボめろんぱん、浅草製作所の天ぷらチップス、わらび餅もとこのわらび餅、東京カレーパンのカレーパンなどが人気です。購入後は、店先など指定の場所で立ち止まって味わいましょう。
Q. 浅草西参道商店街で有名なものは何ですか?
A. 元祖ジャンボめろんぱんで知られる浅草花月堂と、招き猫のルーツ「丸〆猫」を扱う丸〆が特に有名です。踊り衣装や舞台小道具を扱う老舗が多いことでも知られています。
Q. 仲見世通りとの違いは何ですか?
A. 仲見世通りは浅草寺本堂へ続くメインの参道であるのに対し、西参道商店街は浅草寺と六区興行街を結ぶ通りです。観光客の多い仲見世通りに比べて落ち着いた雰囲気で、和装や舞台小道具など専門性の高い店舗が多いのが特徴です。
まとめ:浅草西参道商店街

浅草西参道商店街は、昭和レトロな雰囲気と多彩なグルメ・ショップが集まる魅力的なスポットです。浅草寺や仲見世通りの賑わいから少し離れた場所で、落ち着いた時間を過ごせるのも魅力のひとつ。
ジャンボめろんぱんや天ぷらチップスといった食べ歩きグルメを味わい、丸〆の招き猫や和装、踊り衣装、小道具など浅草らしいショップを巡ることで、浅草観光がさらに深く楽しめます。

歴史あるイベントや街並みも楽しみながら、浅草西参道商店街で新しい浅草の一面を発見してみてください。





