浅草・奥山おまいりまちの魅力を徹底解説!歌舞伎の歴史ある商店街

浅草寺西側に位置する「奥山おまいりまち」は、江戸情緒溢れる商店街として、多くの観光客を魅了するスポットです。歌舞伎をテーマにしたシャッター絵や七福神の像など、歴史と文化が息づく街並みは、散策するだけでタイムスリップしたかのような気分に。

和服

さらに、名物の牛スジ煮込みや巨大たこせん、濃厚抹茶スイーツなど、グルメも充実しています。浅草寺参拝のついでに立ち寄れば、観光がさらに楽しくなること間違いなし!この記事では、奥山おまいりまちの魅力を徹底解説します。

奥山おまいりまちの歴史と現在

シャッター絵で感じる歌舞伎の世界

奥山おまいりまちの大きな特徴の一つが、店舗ごとに描かれた歌舞伎をテーマにしたシャッター絵です。

浅草・奥山・シャッター歌舞伎

それぞれのシャッターには有名な演目やキャラクターが描かれており、浅草の文化と芸術を感じられる仕掛けとなっています。訪れる時間帯によって異なる魅力を楽しめるのもポイントで、夜には照明がシャッター絵を幻想的に照らし出し、昼間とはまた違った雰囲気が味わえます。この装飾は観光客だけでなく地元の方々にも親しまれており、写真撮影スポットとしても人気です。歌舞伎に詳しくなくても、その色彩やデザインに引き込まれること間違いなしです。奥山おまいりまちを訪れた際には、ぜひ一つ一つのシャッター絵を楽しみながら散策してみてください。

浅草・奥山おまいりまち

 

 

奥山おまいりまちの位置

浅草の参道の地図

奥山おまいりまちは、浅草寺の西側に位置しており、西参道商店街花やしきエンターテイメント通りと並行するように広がっています。この商店街は浅草寺の奥山門からスタートし、つくばエクスプレス「浅草駅」近くの奥山大木戸門へと続く活気ある通りです。

地図からも分かるように、周辺には日本の祭りミュージアムや浅草公園があり、浅草観光の中でぜひ立ち寄りたいスポットのひとつです。

浅草・奥山おまいりまち

 

 

七福神の像で福を祈る散策

七福神奥山おまいりまちを歩いていると、各店舗の軒先に飾られた七福神の像が目を引きます。この七福神の像は、それぞれの神が持つ特徴やご利益を表しており、訪れる人々に福を授けると言われています。浅草・奥山・女性の和服七福神巡りは昔から商売繁盛や家庭円満などを願う日本の伝統文化の一つであり、この商店街ではその雰囲気を身近に感じられます。また、像のデザインや配置には各店舗の個性が反映されており、どの店舗の像も見どころたっぷりです。一つ一つをじっくり眺めながら散策することで、奥山おまいりまちをさらに深く楽しむことができるでしょう。心を込めて祈ることで、素敵なご縁があるかもしれません。

 

顔はめ看板で思い出写真を撮影

奥山おまいりまちに訪れたら、ぜひチェックしてほしいのが商店街内に設置された「顔はめ看板」です。

浅草・奥山・顔出しパネル

この看板は、ねぷたまつりや三社祭といった浅草を象徴するイベントをテーマにしており、立体感と臨場感のあるデザインが魅力です。観光の記念写真を撮るのにぴったりで、多くの訪問者が楽しそうに顔をはめて写真を撮る姿が見られます。子どもから大人まで気軽に楽しめるため、家族旅行や友人同士の観光の際にもおすすめです。奥山おまいりまちの散策の思い出作りに、ぜひ顔はめ看板でユニークな一枚を撮影してみてはいかがでしょうか。撮った写真を見返すたびに、浅草での楽しい時間が蘇ることでしょう。

浅草・奥山おまいりまち

 

 

奥山おまいりまちのグルメ

奥山おまいりまち

店名概要
まえ田牛スジ煮込みが名物の昭和レトロな食堂。店先でテイクアウトも可能で、おつまみや定食も人気。
参食堂昔ながらの中華そばが味わえるラーメン店。あっさりとした醤油スープが地元でも観光客にも好評。
たこの鳴き声巨大タコせんべいが話題のお店。香ばしく焼き上げられたせんべいはインパクト抜群でSNS映え間違いなし。
君塚食堂おでんやもつ煮込みが自慢の大衆食堂。路面席もあり、観光の合間に気軽に立ち寄れるお店。
雷一茶濃茶スイーツ専門店で、人気の「お濃茶パフェ」や「お濃茶わらびラテ」を楽しめる。浅草寺や東京スカイツリーの景色も一望できる茶寮併設。

 

まえ田(牛スジ煮込み)

浅草・奥山・まえ田の外観

まえ田 は、昭和レトロな雰囲気を感じさせる下町食堂として、多くの観光客や地元の人々に愛されているお店です。オレンジ色の暖簾が目印。店先では甘酒やおでん、名物の「牛スジ煮込み」も販売され、立ち寄りやすい雰囲気が魅力です。

特に注目すべきは、店頭で煮込まれる牛スジ煮込み。甘さ控えめで絶妙な塩加減、そして柔らかく煮込まれたスジ肉が絶品と評判で、訪れる多くの人がこの一品を目当てに足を運びます。また、ラーメンやタンメン、親子丼などの食事メニューも充実しており、地元の食通からも支持されています。浅草・奥山・まえ田の外観

店内はゆったりとした昭和風情が漂い、休日には観光客で賑わうものの、落ち着いて食事を楽しめる雰囲気が魅力的。ビールやチューハイ片手に煮込みやたこの唐揚げを味わいながら、浅草らしい一時を過ごしてみてはいかがでしょうか。観光ついでに軽く食事や飲みを楽しむのに最適なスポットです。

 

 

参食堂(ラーメン)

浅草 参食堂

浅草「参食堂」は、昔ながらの中華そばを提供するラーメン店で、そのレトロな雰囲気と温かみある接客で多くのファンを魅了しています。店頭には「これだよこれ、こういうのがいいんだよなぁ」とのキャッチフレーズが掲げられ、まさに昭和の香り漂うラーメンを味わえると評判です。

おすすめは、シンプルながらも絶妙な味わいの中華そば(750円)。刻みネギの風味が効いたさっぱり醤油スープと中太縮れ麺の組み合わせは、どこか懐かしさを感じさせます。また、餃子やつけ麺といったメニューもあり、バリエーション豊富に楽しめます。

 

 

たこの鳴き声のお店

浅草の「たこの鳴き声」は、ジャンボサイズのたこせんべいで話題のお店です。お店の外観は、シンプルながらも大きな看板が目を引き、「顔が隠れるほどの巨大たこせん」が目玉商品として人気を集めています。

たこの鳴き声のお店

名物の「巨大たこせんべい」は、なんと顔の3倍以上のサイズ。サクサクとした食感と香ばしい味わいが魅力で、観光客の間で記念写真スポットとしても注目されています。購入したたこせんべいを持ちながら浅草を散策する光景が、浅草ならではの風物詩ともいえるほどです。

ただし、焼き上がりまで時間がかかるため、混雑時には予約制となることも。焼き立てを待つ間に浅草散策を楽しむのも良いでしょう。一人で食べきるには大きいサイズなので、友人や家族とシェアしながら食べるのがおすすめです。

 

君塚食堂

浅草・奥山・君塚食堂

浅草の「君塚食堂」は、昭和の雰囲気漂う大衆食堂で、観光地としての浅草の魅力をより深く楽しむための隠れた名店です。木馬館の向かいに位置し、店内には地元の常連客から観光客まで多くの人々が集います。

浅草の「君塚食堂」メニュー

看板メニューのおでんは、店頭でぐつぐつと煮込まれ、湯気が立ち上る様子が見る者を惹きつけます。おでん種は一つ100円からとリーズナブルで、優しい出汁の味が体に染み渡ると評判です。特に紅葉や寒い季節には絶好の一品。

浅草の「君塚食堂」のおでん

さらに、柔らかく煮込まれた「もつ煮」や、中太麺と濃厚ソースが絶妙に絡んだ「やきそば」など、ビール片手に楽しみたい一品料理も揃っています。

浅草の「君塚食堂」のおでんと奥山街道

 

 

雷一茶(お濃茶スイーツ専門店)

お濃茶スイーツ専門店 雷一茶

お濃茶スイーツ専門店「雷一茶」は、宇治産一番茶を使用した濃厚な抹茶スイーツが堪能できるお店です。2024年6月1日にリニューアルオープンした新しい茶寮「濃茶茶寮 一茶(こいちゃさりょう いっさ)」は、広々とした和モダン空間で訪れる人々に究極の抹茶体験を提供します。

 

茶寮の特長とおすすめメニュー

お濃茶スイーツ専門店 雷一茶

「ホテルのラウンジ」をコンセプトに設計された茶寮の店内は、約30席の開放的な空間。天井までの大きな窓からは、浅草寺の五重塔や東京スカイツリー、緑豊かな風景を楽しむことができます。テーブル席や景色を楽しめるカウンター席があり、一人でもグループでもゆったりと過ごせる雰囲気です。

茶寮でしか味わえないメニューには、1日10食限定の「お濃茶パフェ」(税込1,958円)や「お濃茶タルト」(税込1,738円)があります。特にお濃茶パフェは、濃厚な抹茶層が特徴で、抹茶好きにはたまらない逸品です。

 

ドリンクとSNS映えする演出

テレビでも話題となった「お濃茶わらびラテ」や「和紅茶わらびラテ」も必見。点てたての抹茶をお客様の目の前で注ぐパフォーマンスは、SNS映え間違いなし。ぷるぷるのわらびもちと程よい甘さが、濃茶の

香りをさらに引き立て、ドリンクとしてもスイーツとしても楽しめる一杯です。

 

こだわりの体験とサービス

茶寮では、訪れたお客様全員に碾茶(抹茶の原料となる茶葉)と浅草名物「雷おこし」のおこし種を提供するウェルカムサービスがあります。抹茶はミネラルウォーターで丁寧に抽出され、その美味しさを最大限に引き出す工夫が凝らされています。また、リニューアルに先駆けて開催された一般試食会でのフィードバックを活かし、細部にまでこだわったサービスが実現しました。

 

雷一茶で楽しむ抹茶スイーツの世界

浅草観光の合間に、贅沢な抹茶スイーツを味わいながら、浅草ならではの景色を楽しむ特別なひとときを。「雷一茶」は、抹茶好きの方や浅草を訪れる観光客にとって、新たなお気に入りスポットになること間違いありません。

お濃茶スイーツ専門店 雷一茶のお茶を引いているお濃茶スイーツ専門店 雷一茶

公式サイトで詳細をチェック: 濃茶スイーツ専門一茶

 

 

奥山おまいりまちのショップ

 

浅草 木馬館大衆劇場

浅草 木馬館大衆劇場

浅草の奥山おまいりまちに位置する「木馬館大衆劇場」は、昭和の趣を色濃く残す日本の伝統的な大衆演劇を楽しめるスポットです。この劇場は、地元の人々や観光客の間で広く親しまれており、劇場の前には賑やかな装飾や提灯が並び、訪れる人を温かく迎えます。浅草 木馬館大衆劇場の傘

劇場では、個性豊かな劇団による大衆演劇が日替わりで上演され、時代劇からコメディまで、多彩な演目が楽しめます。特に、観客と一体となったアットホームな雰囲気が魅力で、役者たちが舞台から客席に下りて直接交流するシーンも見どころの一つです。

浅草 木馬館大衆劇場

また、木馬館の外観には、日本の伝統的な和傘や鮮やかな幟が飾られ、浅草らしい情緒を感じられるスポットとして、写真撮影にも人気です。観劇の前後にこの風景を堪能するのも楽しみの一つ。

浅草の下町文化を象徴する「木馬館大衆劇場」で、懐かしさと新鮮さが融合した特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

 

大江戸侍 浅草藩

大江戸侍 浅草藩・店頭

「大江戸侍 浅草藩」は、浅草観光の新しい楽しみ方を提案するユニークな店舗です。外観は江戸時代の風情を思わせるデザインで、目を引く赤い看板と提灯が印象的。店頭には駄菓子やレトロなグッズが並び、まるで昭和の縁日に迷い込んだような懐かしさを感じられます。大江戸侍 浅草藩・駄菓子

このお店は、歴史や文化をテーマにした空間作りが魅力。スタッフも江戸時代の衣装をまとい、演出にこだわった接客で訪れる人を楽しませてくれます。メニューには、江戸時代を彷彿とさせる創作料理や季節限定の特別メニューが揃い、味はもちろん、目でも楽しめる内容です。大江戸侍 浅草藩・お土産

また、駄菓子のディスプレイやユニークな装飾も見どころのひとつ。観光の休憩がてら立ち寄るのも良いですが、食事を通じて江戸の雰囲気を存分に楽しむのもおすすめです。浅草の歴史と文化に触れながら、新しい食体験をぜひ堪能してみてください。

 

ワタナベ屋

「ワタナベ屋」は和の雰囲気たっぷりの雑貨店です。店頭には扇子や団扇小銭入れがま口財布など、伝統的な和小物が色とりどりに並べられ、訪れる人々の目を引きます。写真からも感じられるように、店内外ともに細やかな工夫が施されており、まるで浅草の魅力を詰め込んだ宝箱のようです。

浅草・奥山おまいりまち・ワタナベ屋の店頭

特に、ちりめん生地で作られた小物や浅草らしいデザインの革財布など、質の高いアイテムが充実しているのが特徴です。また、実用性のある小物からお土産にぴったりのアイテムまで揃っており、観光の合間に立ち寄るのに最適なお店です。

 

奥山おまいりまちのまとめ

浅草・奥山おまいりまち

奥山おまいりまちは、浅草寺参拝や観光をさらに楽しく彩る、江戸情緒溢れる商店街です。歌舞伎の世界観を楽しめるシャッター絵や七福神の像、写真映えする顔はめ看板など、散策を楽しむための工夫が至る所に施されています。また、牛スジ煮込みの「まえ田」や巨大たこせんの「たこの鳴き声」、濃厚抹茶スイーツの「雷一茶」など、グルメも充実しており、どれも浅草らしい味わいが楽しめます。浅草・奥山おまいりまちさらに、浅草木馬館大衆劇場や大江戸侍 浅草藩など、ユニークなショップが立ち並び、訪れる人々に新たな発見を提供します。浅草観光の途中に、ぜひ立ち寄りたいスポットの一つです。歴史と文化、グルメが詰まった奥山おまいりまちで、浅草ならではの魅力を存分に堪能してください。

 

浅草寺まとめ記事

浅草寺の参道や本堂


浅草寺の商店街

<<新幹線とホテル予約はJTB>>